by.Shinohara 2008.10.13 21:00


© NASA, ESA, Hubble Heritage (STScI/AURA); Acknowledgement: A. Reiss et al. (JHU)
NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「ハッブル天文台から見た渦巻銀河NGC3370」。
私たちのいる天の川銀河も遠くからこのように見えているのでしょうか? しし座の方向、1億光年離れた場所にある渦巻銀河NGC3370は、大きさと構造が私たちの銀河と(中央の棒はありませんが)似ています。
この大きく美しい渦巻銀河NGC3370は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラによって撮影されました。写真は写りが良いだけではなく、セファイド変光星として知られている個々の星を研究できるほど鮮明です。
これらの明るさが変わるセファイド変光星は、NGC3370までの距離を正確に測るために用いられました。NGC3370がこのように研究される理由は、1994年にこの渦巻銀河にIa型超新星SN1994aeが出現したためです。
セファイド変光星による距離測定の結果と、標準の恒星による距離測定の結果を結びつけることで、全宇宙の大きさと膨張率を明らかにすることに役立ちました。
[ APOD ]
カテゴリ:サイエンス|この記事のURL|Comments Off


by.Shinohara 2008.09.30 20:00


© Wally Pacholka (Astropics.com/TWAN)
NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「フォルス・キーヴァから見た本物の写真」。
あなたは現実にこのような壮大な世界を見られる場所があると思いますか? その答えはイエスです。上の写真は単一露出によって撮影されたもので、近くと、遠くと、そしてその間が描かれています。
写真中央に見える遠く離れた場所から地球へと沈み込んでいく光の柱は、私たちがいる天の川銀河の中央にある帯の一部を長時間露出によって捉えたものです。最も近くに見える惑星、木星が帯のすぐ左側で明るく輝いています。
間に見えるのは、アメリカ合衆国、ユタ州にあるキャニオンランズ国立公園のビュー・ポイント、ビュートとメサ・アーチが三日月に照らされた姿です。
そして最も最前面に見える岩肌は、環状列石を内部に持つフォルス・キーヴァと名付けられた洞窟です。この洞窟は長時間露出の間に、一度だけフラッシュをたいてカメラに収められました。
この写真を撮影した写真家ウォーリー・パチョルカ氏は、写真を撮影するために洞窟へと行く道のりは困難なもので、長時間露出のために洞窟の中で待っている間は、ピューマに襲われないか心配だったと語りました。
[ APOD ]
カテゴリ:サイエンス|この記事のURL|Comments Off

by.Shinohara 2008.07.09 19:30


NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「おとめ座銀河団の中心部」。
おとめ座銀河団は、私たちが住んでいる天の川銀河に最も近い銀河団だ。おとめ座銀河団は、あまりにも我々の近い場所にあるため、空の視野角が満月のおよそ10倍、5度以上もある。
おとめ座銀河団の中心部は地球から7,000万光年離れており、2,000を超える銀河を取り込んでいる。そして、私たちのいる天の川銀河が属している局部銀河群を、その重力によって引き寄せている。
この銀河団は星で満たされた銀河ではなく、X線で光輝く熱いガスを含んでいる。星団の中や、周りの銀河の動きから、この銀河団は私たちが見ることのできる可視物質よりも、もっと多くの暗黒物質を含んでいることを示している。
上の写真はおとめ座銀河団の中心部で、明るく輝いている複数のメシエ銀河が見える。例えば左上にあるのはマカリアンの鎖銀河、中央右上すぐにあるのはM86、右端はM84、最下部右になるのは渦状銀河NGC4388だ。
[ NASA ]
© Günter Kerschhuber (Gahberg Observatory)
カテゴリ:サイエンス|この記事のURL|Comments Off

by.Shinohara 2008.07.08 23:50


NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「南の空に浮かぶ南十字星」。
この思わず息を飲むような星空は、南極に立つと見えるだろう。この写真の左上に、4つの星からなる南十字星が輝いている。
みなみじゅうじ座として知られるこの星座の最上部に輝くのは、オレンジ色の恒星、みなみじゅうじ座のガンマ星だ。
この写真の中央を横切っている、星と塵のガスからなる帯は天の川の一部である。南十字星のすぐ下、左端に見えるのがコールサックと呼ばれる暗黒星雲。そして右端の明るい星雲が、りゅうこつ座である。
南十字星はもっとも有名な星座であり、オーストラリアの国旗にも描かれている。
[ NASA ]
© Yuri Beletsky (ESO)
カテゴリ:サイエンス|この記事のURL|Comments Off

by.Shinohara 2008.06.29 23:51


NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「エアーズロックの流星」。
オーストラリア中央のノーザンテリトリーで週末に開かれている天体写真旅行では、華麗な光景の天体を見られることがある。
2006年3月に撮影されたこの写真は、天の川の中心を背景にして、地平線とエアーズロックの境目に流星が落ちている。
この写真を撮影した写真家のJoseph Brimacombeは、自動撮影の設定をした2台のカメラを用意していた。1台は広角レンズ、そしてもう1台は望遠レンズ。
彼がほかの撮影設備の準備をするために背を向けている時、驚いたことに彼の周りの地面が突然、流星の光で明るくなった。嬉しいことに両方のカメラは、この流星の光跡を捕らえていた。写真の右側で強調されている部分は、エアーズロックへと進入していく流星の光跡である。
[ NASA ]
© Joseph Brimacombe
カテゴリ:サイエンス|この記事のURL|Comments Off

