ブログのコメント対応マニュアル、これで悩みともおさらば

2008.05.14 14:00 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク newsing it!

 ブログを運営していて、コメントの対応に困ったことはないだろうか? 記事だけではなく筆者への批判、関係のない宣伝行為、荒らし、誰もが不適切なコメントの対応に悩まされた経験があるはずだ。その煩わしさから逃れるために、コメント機能を削除してしまうブロガーもいる。

 しかし、その行為はブログの成長を遅らせてしまう。コメントは、ブロガーと読者の、そして読者と読者の架け橋だ。ブログは成長させたい、だけど困ったコメントはなんとかしたい。そんなブロガーの頭を悩ませる問題に、どう対処すれば良いのだろうか? じつは、とても簡単な判断基準がある。それは……

 「読者に読ませたくないと判断したコメントはすべて削除する」

 たったこれだけだ。コメントの削除を行うと「横暴」「言論弾圧」「都合の悪いことは削除するのか」などという批判が必ず出てくる。しかし、相手をしてはいけない。そもそもそのブログは誰のために運営しているのかを考えよう。少なくとも、その批判者の考えを反映させるためではないはずだ。

 あなたのブログの読者に読ませたくない。そんなコメントをわざわざ表示させておくことは良いことだろうか? 私は相応しくないと考えている。批判をしたい人は、自身のブログやwebサイトで、その発言に責任を持って批判をすれば良いのだ。わざわざ不適切なコメントを表現させる場所を、こちらが用意してあげる必要はない。

 デジタルマガジンでは匿名の投稿を認めていない。それは読者同士で交流をして欲しいからだ。名前(ハンドルネーム)があってこそ、そこに読者同士の認識が生まれる。ブロガーと読者の交流ではなく、読者と読者の交流があってこそ、ブログにメディアとしての価値が生まれてくると考えている。そのため、コメントの内容に関わらず匿名のコメントは削除している。

 では、名前があれば良いのかというと、そうでもない。映画批評『ミスト』の記事に、このようなコメントが投稿されたことがある。「この映画の本当の怖さが分かっていますか? キングの何を知っているのですか? それが分かってるならコメントで答えてください」と。要約しているが、非常に挑発的なコメントだった。

 この記事は、映画批評『ミスト』の記事ではないので書いてしまうが、映画『ミスト』の怖さは『恐怖に追い詰められた時の人間の行動』と『時間』だ。しかし、私はそれを映画批評『ミスト』の読者に読んで欲しいとは思わない。なぜなら、その行為によって映画『ミスト』を楽しめなくなってしまうからだ。「あそこからお化けが出てくるよ」と教えられえたお化け屋敷が、教えられない前より怖いはずがない。

 だから、私はこのコメントを削除していわゆる「なかった事」にした。コメントを残しておくことが、読者にとって利益をもたらさないからだ。このように読者のことを考えると、自然と削除しても良いコメントが浮かび上がってくる。

 日夜コメントの対応に追われているブロガーのあなた、この判断基準を採用してみてはどうだろうか? その悩みが解決するかもしれない。

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