ブロガーは自分の考えを明確にするべき
みなさんはブログで意見を述べる時、きちんとした自分の考えを持って投稿されていますか?もしそうでないのなら、一度しっかりとした自分の考えを確認することをオススメします。
ブログはブロガー自身を写し出す鏡です。同じネタを扱うニュースブログがいくつあったとしても、一つとして同じようなブログにはなりません。それは、それぞれブロガーの考えが異なるからです。それほど、ブロガーが考えていることは文章に表されるものなのです。
考えが定まっていないブログは、読者を混乱させてしまいます。なぜなら、主張が毎日のようにコロコロと変わるからです。昨日ダメと言ったモノに対して、今日は良いというようではブログとして成り立ちません。
なぜこのようなことを言い出したのかと言うと、日本最大のニュースブログであるGIGAZINEがその間違いを犯していたからです。日本を代表するブログの考えが定まっていないようでは、日本におけるブログのメディアとしての信頼性が失われてしまいます。
日本ユニセフ協会が「児童ポルノの単純所持禁止」を打ち出した時、GIGAZINEは明確に反対の声をあげました。それは素晴らしいことです。アニメや漫画を規制するということは、表現の自由を奪うことであり、私たちから「想像する」という権利を奪うものです。その時、GIGAZINEでは日本ユニセフ協会についてこのように主張しています。
日本ユニセフ協会に募金してもその金額が100%、現地に届くわけではない、ということです。
第143話:国連ユニセフと日本ユニセフ協会(7月11日)- 日記風気まぐれエッセイ
この25%というのはおそらく事実で、「協力規定により募金事業、グリーティングカード事業の収入の最大25%、及び会員の会費・補助金・雑収入を協会の活動経費としての留保が認められている」わけです。
わかりやすくすると以下のようになります。
ユニセフ:国連の補助機関(国際連合児童基金)
日本ユニセフ協会:民間団体(財団法人)黒柳徹子:国連ユニセフ親善大使
アグネス・チャン:日本ユニセフ協会大使つまり、日本の児童ポルノ法改定を要望しているのは、国連の機関である「ユニセフ」ではなく、あくまでも日本のローカルな団体である「日本ユニセフ協会」が勝手にやっているに過ぎないというわけ。
では「日本ユニセフ協会」は勝手に「ユニセフ」の名を騙っている詐欺団体なのかというとそうではありません。
日本ユニセフ協会・ユニセフについて > 日本ユニセフ協会について
これはどういう意味かというと、「ユニセフのロゴや名称を使用してもいい団体」ということ。だから、下記ページの写真のように記者会見会場でバックにユニセフのロゴマークをばんばん使ってユニセフみたいな顔をして報道機関などに誤解を与える結果になったとしても、一切問題にはならず、むしろ日本ユニセフ協会とユニセフとは同じものではないということを知らなかった側の自己責任というわけです。
つまり、一時期問題になった募金詐欺のようなものとは一線を画していますよ~、という意味です。だからといって、ユニセフの権威を笠に着て何をしてもイイということではないという点には注意が必要です。
で、この民間団体が国連機関のような顔をして一体何を主張しているのかというと、以下のような内容です。
asahi.com:児童ポルノ規制強化を 日本ユニセフがキャンペーン - 暮らし
「子どもポルノの単純所持を禁止し、処罰の対象とする」というだけでも、一体何を児童ポルノとして定義するのかということで、世界中で散々問題になっているにもかかわらず、因果関係を示さずに「アニメ、漫画、ゲームソフトなども規制の対象とする」と要望。挙げ句の果てには「18歳以上が子どものふりをしたものも規制する」という無軌道な暴走ぶり。誰が見てもおかしい。児童ポルノによって被害に遭う児童を本当に助けたいのであれば、このような支離滅裂の要望書を出すわけがないはずなのですが……。
ちなみに、ユニセフ自体はどのような目標に向けて活動しているのかを把握することで、日本ユニセフ協会の暴走の原因がわかってきます。
長いので要点をまとめてお伝えしますが、児童ポルノの単純所持禁止を言い出した日本ユニセフ協会は、ユニセフのふりをしたただの民間団体であり、寄付も全額渡さないうえにこのような変なことを言い出す暴走団体なのです。と、日本ユニセフ協会を徹底的に叩いています。
日本ユニセフ協会に対して非常に攻撃的ですが、これがブロガーの考えが如実に表れた結果です。だからこそ、ブログにはそれぞれの個性があって面白いのです。しかし、本日アップされた記事はこのようなものでした。
募金は日本ユニセフ協会のブルキナファソ支援に使われ、教育施設建設や学用品提供、教師の育成などに役立てられているそうです。来年もアイスクリームの日(5月9日)に行われるはずなので、気になる人はチェックしてみてください。
3月13日の記事で「国連機関のような顔をして暴走している民間団体」と、あれだけ叩いた日本ユニセフ協会への募金を今度は勧めているのです。確かに募金するとアイスが食べられるというネタはニュースとしては面白いのですが、そのために以前その募金体制を批判した団体へ募金を勧めるようでは、児童ポルノの単純所持禁止についての記事への信頼性も薄れてしまいます。
前回の記事以降、何か考えが変わるような出来事があったのあれば話は違ってくるのですが、GIGAZINEが日本ユニセフ協会について述べている記事は、3月18日の「「準児童ポルノ」に関する公開質問状」だけです。
一貫した考えを持っているからこそ、情報媒体としての信頼性が高まっていくのです。読者を混乱させてしまうようでは、ニュースブログとは呼べません。ニュースブロガーがそれぞれの意識を高めることで、日本におけるブログの価値が変わってくると私は考えています。










