デジタルマガジン

2013年03月14日 21:41

受け身化していくインターネット。Googleリーダーの終了とGunosy、Antennaの台頭

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 キュレーション(笑)サービスの『Gunosy(グノシー)』や『Antenna(アンテナ)』の登場からぼんやりと感じていたのですが、本日の『Googleリーダー』の終了を受けてハッキリしました。インターネット、受け身化していってる。

 これまでインターネットは能動的だと言われてきましたし、これからもボクのなかではそうなのですが、ここへ来て受動的なサービスの需要がどんどん高まってきている気がします。

 GoogleがGoogleリーダーが終了する理由は、「利用するユーザーが減少したため」だと公式ブログで告知しています。

 また、Googleリーダーの元プロダクトマネージャーのブライアン・シー(Brian Shih)氏は、2011年10月のリニューアルから利用者が減っていったのではないかと推測しているそうです。

 まあ実際のところは分かりませんが、下降トレンドに入っていたことは間違いないのでしょう。これ以上続けても、企業として意味がない。Googleリーダーはそういう立ち位置にあったのだと思います。

 もしも多くの人がフィードリーダーを活用していたなら、こんなことにはなりません。

 とくにここ数年はGoogleリーダーのデータを使ったフィードチェックアプリが多くリリースされていて、まさかサービスが終了されるほど流行っていないなんて思ってもいませんでした。

 けれど、現実は厳しかった。いつの間にかボクのようなユーザーはインターネットのなかでは少数派になっていたのです。

 Googleリーダーがなくなって今後どうなっていくか?

 サービス終了までにいくつかの代替サービスが登場し(日本では『livedoor Reader』が主力だそうです)、いまのGoogleリーダーのユーザーが苦労することはそんなにないと思いますが、インターネットの流れは“情報を取りに行く”から“情報を配信してもらう”に変わっていくことでしょう。

 いや、もともと“情報を取りに行く”という流れはなかったのかもしれません。あったのはインターネット先住民に対する保護に見せかけた隔離政策。その裏でGoogleニュースやYahoo!ニュースといった受け身なサービスが育っていき、ひっくり返せないほどの力の差がついたところでバッサリと斬られた。あわれ口うるさい先住民たちはチリヂリとなり、世界には平和なインターネットが訪れたのでした。

 めでたしめでたし。ああ、そんなインターネットは、つまらない……。

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