デジタルマガジン

2013年03月11日 20:32

311、東日本大震災から2年。黙祷以外に、何かした?

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 今日であの311、東日本大震災から2年を迎えるということで、自分の気持ちをつらつらと書こうと思っていたのですが……書けないんですよ。なぜなら、何もしてこなかったから。

 最初は「震災の影響を直接受けなかったため、時が経つにつれ気持ちが薄れていく云々」などと書こうと思っていたのですが、どうにも文章が浮かんできません。つまり、それは自分が本当に伝えたいことではない。

 あーでもないこーでもないと悩みながら日々の仕事をこなしているとき、ふとTwitterで黙祷の強要についてバトっているのを目撃しました――黙祷をやる、やらないはその人の自由。それを見て、ようやく頭のなかのモヤモヤがまとまりました。

 ああ、自分は何もしてこなかったんだなぁ、って。

 震災当時、テレビで津波の映像をリアルタイムで見て衝撃を受けました。それからブログでは被災者に役立つことを取り上げ、リアルでは募金をし、仕事でも地震にまつわることをやってきました。

 でもね、それだけ。それだけなんですよ。

 今はブログで震災について書くこともなければ、募金もしなくなったし、仕事も日々のルーティンとふられてくる業務で手一杯。明確になにか震災についてやったと言えることがひとつもありません。

 やるきっかけそのものは、作ればありました。福岡に住んでいますが、震災後に何度か数週間単位で東京に出ています。行こうと思えば福島、宮城などの被災地にも行けたはず。でも、行かなかった。

 なぜなら、という問いの答えが前述の「気持ちが薄れていく」に繋がっていくわけですが、ボクの胸に引っかかっていたのは震災への気持ちが薄れていくことではなく、あとに続くことを何もしてこなかったことだったのだと、2年目の今、気付いたのです。

 だからなにかやります、ということもなく、明日からもまた昨日までと同じような日々を送っていくわけですが、あの時の気持ちを忘れず、それでいて係われるところがあれば今度こそは自分から動いていきたい。ムリに手を出すのではなく、やれる範囲でこれからに協力する。

 消極的だとは思いますが、「あの日を忘れない」ではなく「あの日から」を忘れずに次にやってくる3年目を迎えたいと思います。

 そのときは、ここで「こんなことやりました」って報告できると嬉しいですね。

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