デジタルマガジン

2013年02月17日 0:13

猫好きだったら、犯罪者なのか?

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 遠隔操作ウイルス事件で逮捕された容疑者が、猫カフェで猫とイチャイチャしているのをマスコミに盗撮された写真を見たのを受けて。猫好きは、犯罪者なのでしょうか?

 もちろん違いますよね。100人に聞けば100人が「ノー」と答えるでしょう。

 じゃあ、なんであんな写真をマスコミは嬉々として報じているのでしょうか? 「コイツが容疑者だ」と訴えたいのであれば逮捕時のジャケットを羽織っている姿で十分でしょう。

 ほかにも回転寿司に行った帰りの写真もあるそうで、テレビを見る機会があまりないボクですらそんなことを知っているのですから、お茶の間の人たちがどれだけ例の写真を見ているかは推して知るべしです。

容疑者のプライバシー暴露はただの金儲け

 あれを公共の電波をつかって放送する理由って、どこにもありませんよね。

 犯行を防止する目的もなく、犯行にいたったと思われる行動を分析するでもなく、ただ容疑者のプライバシーを暴き立てるだけ。マスコミのどこにそんな権利があるのでしょうか?

 猫好きだろうが回転寿司に行こうかそれは犯行とは一切関係ありません。その関係ないプライバシーをそろって晒すマスコミは何様のつもりなのか。だいたい、どうして逮捕前の容疑者の写真をマスコミが撮影できるのか?

 警察のリークについて犯罪の証拠隠滅防止の点から抗議している人もいますが、ボクはどちらかと言えば視聴者の好奇心を満たすだけの営利行為に警察が協力していることが許せません。税金使ってまだ犯人と決まってない人のプライバシー暴露に協力するってどういうことなのよ?

 プライバシー暴露はマスコミの単なる金儲け。それ以上でもそれ以下でもありません。

 そんなプライバシー暴露に協力する警察、それを喜んで見る視聴者。この流れは、ちょっとおかしい。

 昔はそれが認められていたかもしれないけれど、今は許されない。それを声に出して“生きたい”。

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