デジタルマガジン

2013年02月05日 10:43

『Amazonガチャ』の「Amazonなら大丈夫」というよく分からない思考回路

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 ようは「お前それ任天堂でも同じ事言えんの?」ってな話なんですが、通販大手『Amazon』の名前を勝手に使った『Amazonガチャ』なるサービスを茨城の学生起業家たちがリリースして炎上しています。

 Amazonガチャ

 サービスの内容は「5,000円払ってくれたらAmazonの商品からランダムに4,500円分お届けするよ」というどうあがいても500円分損するガチャなんですが、名前にAmazonつかったり低確率で良い物があたりそうなガチャを名乗って事実誤認させたりとイロイロと若気の至りです。

 てか、考えなかったんですかね。勝手に名前使っても良いか悪いかぐらい。

 たとえば『任天堂ガチャ』とか『ミッキーガチャ』とかだったらどう考えてもヤバいじゃないですか。「Amazonガチャという名前は商標登録されてないから大丈夫!」なんてDropboxで発表してる場合じゃないんですよ。その理論でいったら『任天堂マリオ』も大丈夫になっちゃうじゃないの。

 たしかに、Amazonは好きですよ。Amazon、よく使ってます。身近な企業です。でもAmazonはユーザーの友達じゃないし、Amazonもユーザーのことを友達だなんて思ってない。お金を介して成り立つ企業とお客様の関係。そのお客様が「お前の商品売ってやるから名前貸せよ」とか企業からしたら「ちょちょちょ、何言ってんの?」になるじゃないですか。

 なんなんでしょうね、この「Amazonだから大丈夫でしょ」みたいなよく分からない思考回路。ボクの思考回路もショート寸前です。

ギズモードもよく考えろ

 余談ですが『ガジェット通信』はまあ分かるんですが、なぜか『ギズモード・ジャパン』もこのAmazonガチャを好意的に取り上げてるんですよね。

 ペニーオークション広告記事で何も学ばなかったんでしょうか。イタコ訳だのなんだの言われてますがボクはまだギズモードのこと好きですよ。でもこういうの取り上げるようじゃ懐が寒いのかなとか方向性変えたのかなとかイロイロ不安になってしまいます。

 余計なお世話でしょうが言ってもらえるうちが花ということで。

アソシエイト使ったら成功するんじゃない?

 さらに余談なんですがこのAmazonガチャ、Amazonアソシエイト(アフィリエイト)をつかえば5,000円で5,200円ぐらいの商品をお届けすることも不可能じゃないです。

 規約に引っかかりそうではありますが、集金とサービスは別会社とかなんだの主張すればどうにでもなりそうな感じ。

 どうせ500円の手数料のうちいくらかはクレジットカード会社に持っていかれるんだから、それならいっそアフィリエイト収入の方で儲けて会社もハッピーお客もハッピーAmazonもハッピー?のWin-Win-Win?ぐらいの関係にした方がお客は集まった感じはします。

 ただ、そもそも一部で有名なあの『安藤美冬のサバイバルキット』ですらノマドの星セレクトとの付加価値をつけても66人にしか売れなかったわけですから、それをランダム性&ちょっと値段以上の品物がくるに置き換えたところでそれ以上売れたかどうかははなはだ疑問です。

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