デジタルマガジン

2012年10月22日 10:19

人はどこまで昔のことで裁かれなければいけないのか?

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 ニュースサイト『ガジェット通信』が、週刊朝日の緊急連載『ハシシタ 奴の本性』を書いたノンフィクション作家、佐野眞一氏の過去のパクリ疑惑に迫るという記事を公開しています。

 ガジェット通信 短期集中連載~「ノンフィクション界の巨人」佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第1回)~ – ガジェット通信

 いいねえ。いいですねえ。このどん欲にPVを取りに行くさま。ネットメディアの広告収入はPVによるものが大きいですからこういったPVゲットに特化した記事を見るとニヤニヤしてしまいます。ボクはこれに耐えられなくてブログメディアをあきらめたので。

 「ブログで食べて行こう!」としている世のブロガーは意識の高いライフハック記事や本の内容をそのままコピペしたような自己主張のない自己啓発記事を書いてる場合じゃないんですよ。こういった炎上事件、時事を追うことこそがPV原理主義の世界でこの先生きのこるために必要なんです。

 まあそれはさておき本題です。人は、どこまで昔のことで裁かれなければいけないのか?

連載第一回目は(中略)27年前の剽窃事件だ

 記事そのものは読んでないのでなんのコメントもありませんが、最初の段落にさらっと目を通したときに「えっ?」となったのがこの文でした。「連載第一回目は、猪瀬直樹東京都副知事がツイッターで指摘した27年前の剽窃事件だ――」。えっ? にじゅうなな?

 正直、27年前の罪(疑惑)とか今、関係ないと思うんですよ。もちろん世の中には許されない罪もあるでしょうが、27年前のことを持ち出してこられてもなんか「えっ? それ許されてないの?」って感じ。

 「俺は昔ワルだった」的な自慢話とかもそうですが、どれくらい昔なら許されるんでしょうかねぇ。

 しかも同じ昔のことを指していても表現によって許す、許さないの感じが変わってきます。

  • 彼は昔、他人の記事を盗用した。
  • 彼はデビュー当時、他人の記事を盗用した。
  • 彼は27年前、他人の記事を盗用した。

 上の表現ほど許されなくて下になるほど「もういいでしょ」といった感じ。

 まあ今やったことが昔と同じなのであればしょうがない面もありますが、今と関係のないこと引っ張り出してきて叩くのはなんだかなあ……。

 そう言えば最近、法で裁かれ服役したにもかかわらずネットでは許されていない男性のニュースもありました。

 2003年に詐欺などの容疑で逮捕され、懲役2年4月の判決を受けた東京都内の男性(40)はネット上に漂う犯罪歴に今も苦しめられている。

 自分の名前をネットで検索すると犯歴を暴露するブログや掲示板が表示されることは、出所後すぐ気付いた。

 出所後もネット上に犯罪歴…「終身刑のよう」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 過去の行いがその人を作っているとは言え、あんまり昔のことには目をつむった方がお互い生きやすい世の中になると思いますがどうでしょうか。

 キリストが街を歩いていると、群衆が女に石を投げていてた。キリストが群衆の1人に「何故石を女に投げているのか」と尋ねると 、その者が「女は罪人だからだ」と答えた。

 それを聞いたキリストが群衆に向かって「それでは今まで誰も罪を犯したことのない者だけが石を投げよ」と群衆に言った。

 群衆は反省して一人、また一人と去っていき、最後に石を投げているのはキリストだけとなった。

 (2ちゃんねるのキリストコピペより)

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