デジタルマガジン

2011年11月01日 19:04

[献本]【レビュー】写真を始めた人に読んで欲しい本『楽しいみんなの写真』いしたにまさき&大山顕著

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 先日『Google+』でブロガーのいしたにまさきさんが「もうすぐ本が出ます」と投稿していたので、「じゃあ下さい」と言ったところ本当に献本頂けたので久々に本の紹介です。もちろん全部読みましたよ!

 『楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方』は、ブログ『[mi]みたいもん!』のいしたにまさきさんと写真集『工場萌え』や『団地の見究』などを出されている大山顕さんによる共著。

 内容は写真の撮り方、ではなく前半はいしたにさんによる写真共有コミュニティサイト『Flickr』とiPhoneで人気の写真アプリ『Instagram』の紹介。中盤は大山さん主催の写真ワークショップで何をやっているのか、なぜこれをやっているのかの説明。後半は東日本大震災時で写真が果たした役割について書かれています。

 というわけで目次を以下に掲載。

第1章 写真を見る-なぜflickrを使うのか? ソーシャルメディアに流された写真が導く先

  • 日本は世界の最先端だった
  • オープンな世界でむやみに流通する写真
  • flickrはなぜflickrになったのか?
  • 自分と他人の写真アーカイブからわかること
  • デジカメというマーケット
  • ソーシャルメディアの中で流通する写真
  • 常識はずれのiPhoneアプリ、Instagram
  • ソーシャルの中の写真とコミュニケーション
  • 外部に写真を供給する貯蔵庫としてのflickr
  • 写真は流通したくてたまらない
  • ◇ column とれるカメラバッグ

第2章 写真を撮る-「良い写真」ってなんだろう? みんなで撮る、という行為から生まれるもの

  • 写真のプロセスのアウトソーシング
  • 大山顕の写真ワークショップ1日目「別に好きじゃないものを撮る」
  • 大山顕の写真ワークショップ2日目「瞬間写真」
  • 大山顕の写真ワークショップ3日目「他人になりきって撮る」
  • 僕らはなんのために写真を撮るのか

第3章 写真をシェアする-東日本大震災からわかる、写真の役割

  • 被災地と「みんなの写真」-いしたにまさきの視点から
  • 東京の帰宅難民と「みんなの写真」-大山顕の視点から

おわりに 編集後記としての座談会

  • 人が写真を撮る姿を観察する
  • みんなで撮るといい理由
  • デジカメに任せて撮る
  • アートフィルターをかけた写真からわかること
  • コピーライト(著作権)とクリエイティブ・コモンズ
  • 進化するウェブサービスと写真の公開設定
  • ウェブサービスにおいて重要なものはすべてflickrの中にある

Appendix flickrの基礎

  • 最初にすること
  • フォトセットを作ろう
  • あなたの写真をみんなとシェアしよう
  • flickrでもっと写真を探す方法
  • プロアカウントのすすめ
  • できればEye-fiを使おう
  • おまけ

 ぶっちゃけこの本には写真の技術なんて一切書かれていませんが、「写真を始めようと思ってデジタル一眼レフカメラを買ってみたけれどいまいち写真を撮っていない」という人に読んで欲しい本です。

 というのもまさにボクがその状態の人でして、けっこうな額をつぎ込んで機材を揃えたのはいいのですがあんまり写真を撮っていないんです。その理由は「どうせなら“カッコイイ写真”を撮りたかった」から。

 でも、この楽しいみんなの写真を読んでからはなんでもいいから写真を撮る元気というか、とりあえずこれをやってみようというやる気が出てきました。

 第1章に「写真は流通したくてたまらない」とあるとおり、まずは撮ったものを公開してみないことには何も始まらないんですね。みんなに見て貰ってこそ自分の写真の価値が分かる、そんな気がします。

 とりあえず取得しただけで放置しているFlickrのアカウントにこれまで撮った写真をアップロードし始めました(やり方も全部本に書いてあります)。良かったら見てやってください。

 Flickr: Photos & Video from digimaga

 あ、本も良い内容なのでオススメですよ!

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