デジタルマガジン

2011年07月24日 10:45

「政府の証明書はいらない。港の人が計ったならそれでいい」信用されていない日本政府

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 日本ビジネスプレスに横浜港運協会の藤木幸夫会長へのインタビューが掲載されているのですが、そこに驚きの文章が載っています。

 横浜港では現在、海外に運ぶコンテナをひとつずつ放射線量測定しているらしいのですが、そこで民間の調査では信用力が足りないと言われることもあるだろうから政府の証明書も出して貰うようにしたところ、運び先の海外からは「政府の証明書はいらない、信用できない。あなたたちが計ったならそれでいい」と政府の証明書は必要ないと言われてしまったのだそうです。

 とはいえ我々は民間ですから、国によっては「民間の証明では信用できない」と言われるかもしれないので、日本政府の証明書を出すことにした。政府も、我々が測定したものについて政府の証明書を出すことを承諾しました。

 ところが、フランスやドイツ、ベルギー、デンマークの船会社が何と言ったか。「日本政府の証明書は要らない、信用できない」と。「横浜の港の人が測ったのならばそれでOKだ」と言うんです。

 普通は逆でしょう。「民間は信用できない」となるはずです。我々としてはそこまで言ってもらって、うれしいんだか、悲しいんだか・・・。

 要は日本政府に信用がないということです。外国から認められていない。これは無政府状態よりも悪い状態、マイナスです。いまの政府はない方がいい。

 信用力皆無。無政府状態より悪いマイナス政府 いまも高い日本人への信頼。コミュニティー強化で日本力の自覚を~藤木幸夫氏 JBpress(日本ビジネスプレス)

 「これだから管政権は……」と批判や笑い事にでもされそうな話ですが、これはちょっと困ったことになってきました。ボクらは、信用がない国に住んでいるのです。

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