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2011年07月04日 9:19

松本龍復興担当大臣が宮城県知事を恫喝。マスコミにも「これ書いたら終わりだから」と脅迫

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 7月3日、民主党の松本龍復興担当大臣が宮城県庁を訪れて村井嘉浩(よしひろ)宮城県知事と初の会談を行ったのですが、村井知事が会談の場に先にいなかったことに腹を立てて知事を恫喝しました。

 松本大臣は、宮城県の被災者の代表である村井知事が現れるなり復興担当大臣とは思えない上から目線の態度で恫喝。そして取材に訪れていたマスコミ各社には「書いたら社を潰す」と口止めしますが、TBC東北放送がこれをありのまま放送してくれました。

 以下にそのニュースの内容を書き起こします。

 宮城県庁を訪れた松本龍復興担当大臣。村井知事が出迎えなかったことで、顔色が変わります。

 松本大臣「(村井知事が)先にいるのがスジだよな」

 数分後、笑顔で現れた村井知事が握手を求めようとしますが、これを拒否。応接室に緊張が走ります。そして要望書を受け取ると、松本大臣が語気を強めて自らの考えを伝えます。

 松本大臣「(水産特区は)県でそれコンセンサスを得ろよ。そうしないと我々、何もしないぞ。だからちゃんとやれ。今、あとから自分が入ってきたけど、お客さんがくるときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。いいか。長幼の序(ちょうようのじょ)がわかっている自衛隊なら、そんなことやるぞ。分かった?」

 村井知事「はい」

 松本大臣「はい。しっかり、あの、やれよ。(まわりの報道陣に向けて)今の、最後の言葉はオフレコです。いいですか、皆さん。いいですか、はい。ぜっ(絶対と言おうとした?)、書いたらその社は終わりだから」

 書き起こしはここまで。実際の動画は以下からどうぞ(削除されてしまう可能性があるため、Youtube、ニコニコ動画の両方を掲載しています。内容は同じです)。

 松本龍 復興大臣 「自分が入ってからお客さんを呼べ」 – YouTube

 【今のは】松本復興相「書いたらその社は終わりだから」【オフレコ】 ‐ ニコニコ動画(原宿)

 これのどこが復興担当大臣なのでしょうか。どうみてもただのヤクザです。偉そうに喋って威張り散らすだけで被災地が復興するわけがない。松本大臣については防災担当相時に「まったくの役立たずだった」と伝える報道もありましたが、これを見るかぎりでは事実だったのかなと思えます。

脅迫に屈するマスコミ

 それにしても情けないのはマスコミ各社。TBC東北放送が系列として属しているTBSを除いて各社がこの松本大臣の発言をカット。脅迫やあの態度については一切触れず、「知恵を出せ」という言葉を取り上げて“厳しい注文”などとお茶を濁しています。地元東北の新聞社、河北新報にいたってはしっぽを振る始末。

 また、“言葉のチカラ”CMで有名な朝日新聞も「被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発」とある程度触れておきながら肝心の「書いたらその社は終わりだから」には沈黙。『ジャーナリスト宣言』はどこに行ってしまったのか。

 権力を笠に着て脅迫する大臣も、それに屈するマスコミもボクはいらない。

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