マグロ漁船の思い出を綴ったブログ『Fisherman’s Memoir』が面白い
記事公開日:2011/05/31 12:46 | 最終更新日:2011/07/26 11:01
都内にあるIT企業の社長の岩田慶次さんが、高校を卒業してから10年間マグロ漁船に乗っていたときの思い出を綴っているブログ『Fisherman’s Memoir』が超面白いです!
IT企業とマグロ漁船。接点の“せ”の字もないような仕事になぜついていたのか? 何か悪いことをしてヤクザにムリヤリ乗船させられたのでは、なんて想像してましたが家業がマグロ漁船だったそうです。
体の弱い兄に代わって家業を継ぐため高校を卒業してすぐにマグロ漁船に乗り込んだ岩田さんでしたが、そこには一般人が想像できない世界が広がっていました――それは例えばこんな世界。
ベルトコンベヤーに背中から叩き付けられて、冷凍長はその場に倒れ込んだ。
倒れ込んだ左手から、おびただしい血が出ていのが見えた。揚げ縄を中断し、冷凍長に駆け寄るとうつ伏せのまま
「ウゥゥゥ……」と声に鳴らない、うなり声を揚げていた。
血が出ている左手の手袋と外すと、左手の親指と人差し指の間が
裂けていた。(中略)
縫合に入る前に「この白いのなんだろう?」と思い、指でツンッとやってみると。
冷凍長は「ウガァァァァ!!!!」と叫び声をあげた。
あ、神経みたい。と思ったが、医者ではないのでわかるはずが無い。
「うるせぇから、タオル口に突っ込んどいて!」と僕が言うと
ボースンが、タオルを冷凍長の口に押し込んだ。とりあえず、傷口から出ている物や垂れ下がってる物を全部収めて
縫合に移った。我ながら上手じゃない!と思った。
これは船員が怪我をしてしまい、それを岩田さんが縫ったときのことを描写したものですが、読み進めていくとビックリするとともにちょっと笑いも漏れてしまいます。
こんな世界の様子を、若者らしい感想とともに分かりやすく紹介してくれているのが『Fisherman’s Memoir』なのです。まずは読んでみてください。その面白さに引き込まれること間違いなしですよ。
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