デジタルマガジン

2011年04月06日 20:00

【ブログ論】第1回 記事のタイトルは分かりやすく簡潔に

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 ブロガーの頭を一番悩ませるもの、それが記事のタイトルです。いくら記事が素晴らしくても、誰にも読まれなければ意味がありません。

 そのため、ブロガーの間では読者に記事を読ませるための“煽りタイトル”が流行り、そういったタイトルを作るサービスも生まれました。

 タイトルの誇張表現は当たり前。必要とは思えない飾り言葉やセリフを入れることもありました。ボクも、そんなブロガーのひとりでした。

煽りタイトルは読者を騙す行為

 しかし、そんなことを続けていると読者はいなくなってしまいます。当たり前ですが、記事が面白くなければ読者は騙されたと感じ、ガッカリしてしまうのです。

 Yahoo!ニュースのトピックス編集部長、奥村倫弘さんの書いた本『ヤフー・トピックスの作り方』に、こんな一文が掲載されています。

「不誠実な状態」は読者離れを招く

 トピックスも同じで、記事そのものに力がなければ、見出しをどんなに飾り付けたり、どんなにあおったりしても、記事が魅力的になってくれることはありません。

 魅力のないニュースに無理をして魅力的になってもらおうと修飾語句を盛り込んでしまうと、見出しが13文字に収まらなくなるだけでなく、期待だけを読者に与えかねないという懸念も出てきます。飾り言葉を盛り込むことでクリックを誘発する素敵な見出しが付けられたとしても、リンク先の記事やコンテンツが見出しに劣るものであれば、読者やお客様をがっかりさせてしまうだけでしょう。

 ヤフー・トピックスの作り方――82ページより

 ヤフー・トピックスは見出しタイトルが13.5文字以内と決まっているため、この文章では短くすることを前提としていますが、ブログの記事タイトルにも同じことが言えるのではないでしょうか?

今やブログの読者は宣伝マン

 これまでブログの読者はただブログを読むだけの“お客”でしたが、いまはTwitterやFacebookを通じてほかのお客を連れてきてくれる“宣伝マン”でもあります。

 そんな読者に宣伝して貰うには、読者に対して正直でなければいけません。それが、記事のタイトルを分かりやすく簡潔にする理由です。

 もちろん、ヤフー・トピックスのように13.5文字にしろというわけではありません。それぐらい、タイトルを短くするよう心がけるということです。

 多くのブログが生まれた今、読者がひとつのブログを読む時間は減ってきています。「○○になれるかもしれないたったひとつの方法」や「○○が××の原因となっている可能性が明らかに」などといった、タイトルだけしか能がないブログを読んでいる暇はないのです。

 まだしばらくはこれまでのような煽りタイトル、装飾系タイトルの効果は続くでしょう。だけど、いつかは飽きられます。

 そのときに煽りタイトルの在庫の山を抱えるのか、それともいつまでも使える記事で溢れているかでは、その後の成長に大きな差が生まれます。

 一時的にPVを集めるのではなく、読者を味方につけてPVを増やしていく。タイトルはそのための第一歩なのです。

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