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2011年03月18日 18:22

マスコミのお涙頂戴インタビューが子どもの心を傷つける #jishin

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 日本心理臨床学会が、東北地方太平洋沖地震の被災者の心のケア活動についてwebサイトでこのような呼びかけを行っています――子どもから被災体験を聞き出そうとしたり、被災体験の絵を描かせようとしないでください。

 命をおびやかす恐ろしい体験をした子どもの心のケアには、安全感・安心感を回復させることが必要であり、そのためには下記のような接し方を大人が気をつけなければいけないそうです。

災害と子どもの心のケア

  • 家族と連絡が取れないときは、情報が得られるように寄り添いましょう。
  • 食料の確保、寒さ対策など、必要なことを伝えてください。
  • 余震の対応;自分も命を守ることができるというメッセージと方法を伝えましょう。
  • 怖い気持ちは、命を守る大切な感情であることを伝えましょう。
  • さまざまな心と体の変化は、誰にでもおこる当然な反応であることを伝えましょう。
  • 被災体験を聞き出そうとしたり、被災体験の絵を描かせようとしないでください。
  • 食欲がない時は、水分補給をしたり、少しずつ栄養を身体に送りましょう。
  • 眠れない時は、身体に一度ぎゅーっと力を入れて、ふわーっと力を抜くと眠りやすくなります。ストレスマネジメントを学びましょう。
  • 避難所でできるお手伝いを子どもたちにもお願いしてみましょう(こんな時、自分に何かできることがあれば、自信を取り戻します)。

 とくに6番目の「被災体験を聞き出そうとしたり、被災体験の絵を描かせようとしないでください」は赤色&太字で強調されています。興味本位で被災時の記憶を思い出させることは、子どもの心を傷つけることになるのです。

 もちろん普通の一般人はそんなことしませんが、フジテレビが行方不明の母親の遺体と子どもが対面する場面を報道していたりと、マスコミ連中が視聴率欲しさに報道バラエティ合戦を繰り広げようとしているので、もしも被災地でそういった現場を見かけることがあれば止めてあげてください。よろしくお願いします。

[ via Business Media 誠 ]

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