デジタルマガジン

2011年01月25日 20:00

誰もAKB48の音楽なんて聴いていない

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 昨年にシングルCDのミリオンセラー達成、そして紅白出場と今やアイドル歌手グループとして大人気のAKB48ですが、どうしてどのメディアも口に出さないんでしょうか。誰もAKB48の音楽なんて聴いていない、と。

 もちろんCDは売れています。この音楽不況の時代にバカ売れです。2010年のオリコン年間ランキングでは1位、2位、5位、8位にAKB48の名前が刻まれています。ちなみにそれ以外は嵐です。この2グループでランキングトップ10を独占しています。

 ここまでCDが売れているのに、なぜ誰も彼女たちの音楽を求めていないなんて言えるのか? これから紹介する数字がその実態を表していきます。

AKB48の着うた、必要なし

 まずはレコチョクによる2010年の着うた年間ランキングを見てみましょう。

 このランキングにAKB48は25位まで登場しません。上位は木村カエラ、西野カナ、そして嵐で占められています。AKB48は携帯電話に着信があった時に鳴って欲しい曲ではないんですね。

 オリコンランキングと比較するとこうなります。

  • 1位「Beginner」→着うた54位
  • 2位「ヘビーローテーション」→着うた25位
  • 5位「ポニーテールとシュシュ」→着うた45位
  • 8位「チャンスの順番」→ランキング圏外

AKB48は歌われない

 次はエクシングによるJOYSOUNDとUGAのカラオケ年間ランキングです。

 こちらのランキングはかなりの混戦模様となっていますが、AKB48はJOYSOUNDでは24位(ポニーテールとシュシュ)、UGAでは14位(会いたかった)で初のランクインを果たしています。ちなみにDAMのカラオケ年間ランキングでは33位(ポニーテールとシュシュ)とかなり後ろの方に追いやられています。

 一番CDが売れているのに、歌われない。悲しい事実がここにあります。

ファンはオマケのためにCDを買い漁る

 最後に、もう予想している人もいると思いますがYahoo!オークションを見てみましょう。

 ご存じの通り同じシングルCDの10枚セット、20枚セット、もしくは異なるシングルCDを集めた○○枚セットが山のように出品されています。そしていずれの出品にもこう書いてあります。

 「握手券はありません」、「写真はありません」。

 俗に言うAKB商法の犠牲となったCDたちの墓場がこのYahoo!オークションなのです。AKB48のファンが必要としているのはCDにオマケとしてついている握手券と生写真だけで、CD自体はいらないのです。

 エコが叫ばれている近年、誰も聴かないCDを100万枚も量産するような資源のムダ使いはやめ、握手券10枚付きCDとか生写真20枚パック付きCDに切り替えてくれることを願うばかりです。

 まだ若いAKB48の彼女たちには厳しい現実かもしれませんが、レッスンに耐え頑張ってもファンは握手券と生写真にしか興味がなく、曲は知られていてもそれを好きでいてくれる人は少なく、結果として残るのは秋元プロデューサーの暖かい懐だけという事実に早く気付き、支配された鎖を引きちぎり生まれ変わったBeginnerとして再び頑張って貰いたいところです。

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