デジタルマガジン

2011年01月02日 20:00

イギリスで生まれた言葉“ニート”は日本人以外ほとんど使わない?

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 教育を受けておらず、労働や職業訓練もしていない若者のことをニート(「Not in Education, Employment or Training」の頭文字を採った造語)と呼ぶことは有名ですが、どうやら日本人だけが好んで使っているみたいなんです。

 というのも、海外の掲示板で「あなたはニートという言葉を知っていますか?」というテーマで英語圏の人たちが話し合っていたのですが、ほとんどの人がニートという言葉自体を知らなかったのです。

 書き込みのいくつかを翻訳してご紹介します。

  • 私はニートという言葉を知っているけど、それは私がイギリスに住んでいてさらにニュースが好きだからだと思う。たぶん友達や彼女に聞いても分からないっていうよ。
  • ニート? ナニソレ? 殺虫剤かなにか?
  • アメリカ人だけど聞いたことがない。スラッカー(怠け者)のこと?
  • 僕はオーストラリア人で日本人ともよく話すけどそんな言葉は聞いたことがない。
  • 似たような意味でイギリスではスラッカー、デスティトゥート(貧困)、それにチャブ(貧しい反抗期の若者の集団。最近よく使われている新語)があるけれど、ニートの意味とはかなり違うよね? 20歳前後の怠け者に言及するなら同じくらいの退職者、それに大富豪についても話さないと。
  • 一度も聞いたことがない。英語のアネンプロイド(雇われていない)という言葉を使ってくれないと分からない。
  • アネンプロイドはたしかに働いてないけれどそれじゃあ学生もニートって言うのかい?
  • 日本のニートは単に失業中ってだけじゃなくて、何かしたいという気持ちがないらしいよ。
  • 何もしなくて何もしたいと思わない失業者、それってつまりスラッカーだろ?
  • カナダだけど、スラッカーって言うね。
  • 同じくカナダ。でも友人はそういう人のことを早期退職者って呼んでいます。決してニートではありません。
  • 私が耳にした唯一のニート、それは脱毛クリームのことです。

 さすがにイギリス発祥だけあってイギリスの人は知っている人もいるみたいですが、そのほかの国ではスラッカー(怠け者)が主流のようです。さらに海外では日本のように35歳未満の失業者のことを一括してニートと呼ぶようなことはせず、早期退職者、非雇用者など分類された言葉があるみたいです。

 イギリスで生まれた言葉なのに日本人だけが好んで使い、さらに本来の意味とは別の意味で使っていることを考えるとなんだかおかしい話だと思いませんか?

[ MHK魔王放送協会 via Ask MetaFilter ]

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