デジタルマガジン

2010年06月10日 20:00

人類が直立二足歩行を始めたのは「地球が暑かったから?」

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 ヒトとサルの違い、直立二足歩行。人類がなぜ直立二足歩行を始めたのかはまだ明らかになっていませんが、最近の調査で「地球が暑かったから」ではないかという研究結果が発表されています。

 アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のベンジャミン・パッセー博士によると、人類発祥の地であるアフリカの気温は、今よりもかなり暑く、平均気温は30℃から35℃。昼間の気温はこれよりもさらに暑かったことが分かったそうです。

 そして人類の祖先はこの暑さから逃れるため、二本足で立つことで少しでも地面からの放射熱から頭を遠ざけ、さらに涼しくするために体毛や髪も抜け始めていったとのことです。

 パッセー博士は、これまでの研究で花粉や植物、哺乳類などの化石を分析して雨量と温度を調査しており、くわえて土地の同位元素を調査することでおよそ400万年前に地球がどれくらい暑かったのかを分析できたのだそうです。

 パッセー博士は熱による二足歩行説は「これは仮説だ」と前置きしつつも、かなり有力的な説であると語っています。

 しかし、イギリス、リヴァプール大学のロビン・クロンプトン教授は「人類はケニアの砂漠地帯ではなく樹木が豊富な地帯で直立二足歩行を始めた」との説を支持しており、いずれの説もまだ確証が得られていない状況です。

[ via Mail Online ]

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