デジタルマガジン

2010年05月19日 20:00

【今日のNASA】天体写真「タランチュラ星雲の触手」

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photo:ESO; Acknowledgments: J. Alves (Calar Alto), B. Vandame, and Y. Beletsky (ESO); Processing by B. Fosbury (ST-ECF)

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「タランチュラ星雲の触手」。

 局部銀河群のなかで最も大きく、最も激しい星形成領域は私たちの隣にある銀河、大マゼラン雲の中にあります。もしもこのタランチュラ星雲がオリオン大星雲の距離(約1,600光年)にあったなら、私たちの夜空の半分を占めていたことでしょう。

 かじき座30星雲とも呼ばれているこの星雲は、赤色とピンク色のガスが巨大な発光星雲であることを示していますが、超新星残骸や暗黒星雲もそこには存在しています。

 写真中央やや左に取り残されているような明るく輝いている星団は、R136と呼ばれており、知られている中で最も大きく、最も高温で、そして最も明るい恒星を多く含んでいます。

 この写真はヨーロッパ南天天文台(ESO)の広視野撮像器(Wide Field Imager)から撮影されたもので、この広大な星形成領域を写したものの中で最も詳しいものの1つです。

 また、最近ハッブル宇宙望遠鏡が送ってきた写真によって明らかになったことは、かなり大きな恒星が1つ、この領域から逃げ出しつつあるということです。

[ via APOD ]

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