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2010年05月21日 20:00

【今日のNASA】天体写真「噴流を持つ楕円銀河」

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photo:Adam Block, Mt. Lemmon SkyCenter, U. Arizona

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「噴流を持つ楕円銀河」。

 渦巻銀河では、若い恒星と、ガスや塵からなる大きな渦を巻いた腕が、膨らんだ銀河の核の周りにある平らな円盤の中で回転しています。それと比べると、楕円銀河はもっと単純に見えます。

 楕円銀河は、新しい恒星を作るためには不足しているガスや塵と、不規則に散らばっている古い恒星によって卵のような楕円形をしています。それでも、楕円銀河は非常に大きくなることがあるのです。

 この望遠鏡による眺めは楕円銀河を中心に捉えていますが、その直径は12万光年を超え、私たちの天の川銀河より大きいこの楕円銀河M87(NGC4486)はおとめ座銀河団の中で最有力な銀河です。

 約5,000万光年離れた場所にあるM87は、巨大な銀河の中心部から高エネルギーの粒子噴流を放出しており、おそらくはブラックホールを抱えています。

 この上手に処理された画像において、M87の噴流は1時の方角にあります。そのほかの銀河もこの眺めの中にあり、おとめ座銀河団の大型楕円銀河であるNGC4478が中央右に、NGC4476が右端近くに含まれています。

[ via APOD ]

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