デジタルマガジン

2010年04月20日 15:30

猫はスーパーコンピューターよりも早く見知った顔を認識できる

このエントリーをはてなブックマークに追加

photo:Dr. Hemmert

 ミシガン大学で“猫の脳”を超えるべく日夜研究が行われている。猫の脳は、なんとスーパーコンピューターよりも早く見知った顔を認識できているらしいのだ。

 同大学に務めるエンジニア、ウェイ・ルー助教授は、“猫の脳”を超えるために過去に「memristor」という半導体デバイスを製作した。これは生物のシナプスのような役割を果たす装置で、過去に受けた電圧(つまり目から入ってきた信号)を記憶しておき、同じ電圧を受けた際に従来の回路と接続するためのサポートをするという。

 ルー助教授は「脳が自然に作り上げられるのと同様に、我々はコンピューターでそれをつくっています。アイデアは、従来のコンピューターとは完全に異なるパラダイムを使うことです。人間の脳は複雑すぎるので、まずは猫の脳を再現することから始めています」と開発の経緯について語っている。

 その努力の甲斐があり、今日においてスーパーコンピューターは猫の脳の大部分の機能を実装できているが、特定の機能においてはまだ達成できてないという。今のところ、顔認識は猫よりもスーパーコンピューターの方が83倍も遅いそうだ。猫、スパコンより早かった。

[ via dnaindia.com ]

このエントリーをはてなブックマークに追加