デジタルマガジン

2010年03月28日 11:02

人気ブログ『百式』を運営する田口元さんが語るセルフブランディングセミナーの内容全部まとめ

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6.なるべく早い段階で企業と何かをやろう

 ほかのブログより一歩前に出るためにはどうすれば良いだろうか? 友達やブロガー同士で集まり、メディアを作ったりすることは誰にでもできることだ。さらに上を目指したければ企業や有名人に提案し、何かを一緒にすることが重要だ田口さんは語る。

 そのためには、自分に価値がないといけない。田口さんの場合は“○○会議シリーズ”というイベントをやっていたのが価値になった。ブロガーを集めたイベントをやっているうちに、「スポンサーしますよ」という企業が現れたのだ。

 それからは「あの企業がやっているならウチも」というほかの企業が現れ、どんどん連鎖していったという。田口さんの場合はブロガー、つまり情報発信力を持っている人を集められる力が価値となったわけだ。

 だが、その力だけならほかのブロガーにも持っている人はいるだろう。では、田口さんはどこが違ったのだろうか? 田口さんは「ボクはミーティングがすごいうまかったんです」と語る。

 ここで田口さんは『すごい会議』という本を紹介してくれた。この本には、経営者の意志決定をサポートする会議をやろうと書かれているという。詳しくは本を読んで欲しいとのことだが、ひとつだけアドバイスするならば、会議の性質を知ることが重要だという。

 本では、会議の95%の時間はコメントの交換であると書かれており、このコメントの交換をいかになくすかが重要なこととなる。そのためには、発言は次の4つに絞るべきだと田口さんは語る。1つめは「提案は何ですか?」と結論を求める。2つめは「リクエストは?」と要望を聞く。3つめは「物事を明確化するため」に質問をする。最後、4つめは「イエス・ノー」だ。

 田口さんはこの『すごい会議』の著者である大橋さんに「テクニックを教えてください!」と弟子入りし、下働きをする変わりにさまざまなテクニックを教えて貰ったそうだ。

 また、大学のときにも最強の交渉術を習ったと田口さんは語る。会議を鮮やかに決めることから“ユダヤ人”と呼ばれている人の鞄持ちを1年ぐらいしており、その人を見ていて気づいたのだそうだ。最強の交渉術とは「オレがこんなにお前のことを思っているのにNOっていうの?」であると。

 ただし、この交渉術を使うためには、その人が品行方正でないと意味がないとも田口さんは語った。情に訴えかけるだけに、当人が悪人である場合は通じないというわけだ。そのため、この“ユダヤ人”と呼ばれていた人は、明らかに悪いということからは距離を置いていたそうだ。

 田口さんは有名なブロガーともよく話をするが、同様に、彼らもネガティブなことは書かないという。将来、ビジネスやっていくときに困ったことになるのがその理由だ。だから、もしあなたが何かを作るときに後ろめたいことがあるならば、“完璧に隠す”か、“正直に話す”か、“挽回のための努力をする”必要があるという。

 田口さんは、簡単にアクセスが集まるため、きわどい情報を載せるブロガーもいるが、ロングタイムでみるとオススメしないと語る。

 また、心理法則のひとつに印象の法則というものもある。これは、人の悪口を言ってる人は悪く見えてしまうというもので、証明もされている心理学だ。建設的な批判は問題ないが、そうでないならばやはり控えた方が良さそうだ。

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