デジタルマガジン

2010年02月24日 17:00

スマートサラダドレッシングがヴェネツィアを水没の危機から救う

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photo:lele orpo

 タイトルが何を言っているのかサッパリ分からないと思うが、一応ちゃんとしたニュースである。水没の危機にあるヴェネツィアがこの“ドレッシング”で救われるという。どういうことだろうか?

 スマートサラダドレッシングとはフューチャー・ヴェネツィア・プロジェクトという団体が開発したオイルのことで、この“ドレッシング”には“水中の二酸化炭素と反応する”という仕掛けが施されている。

 ここまで聞けばお分かりの通り、あとはこれを海にまけば“ドレッシング”は人工の石灰岩となって海底に沈殿し、水位上昇の原因とされている二酸化炭素が減り、ヴェネツィアは水没の危機から当面は脱出できるそうだ。

 また地球温暖化の話かと突っ込まれそうだが、この“ドレッシング”にはもう1つの働きがある。それが石灰岩を造り上げることだ。

 じつはヴェネツィアはハイヒールのように不安定な足場の上に建っており、波によって年々ダメージを受けている。これを保護する役割が、この石灰岩“固体の真珠”にはあるという。石灰化した“ドレッシング”は球体のため、柔らかく足場を包み込んでくれるわけだ。

 ただ、まだこの“ドレッシング”は研究段階で、実施にはあと3~5年はかかる見通しだ。美しい水の都がなくなってしまわないよう成功を祈りたい。

[ via Telegraph ]

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