ダチョウやエミューが空を飛ぶことを諦めたのは恐竜が絶滅したから

サイエンス

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 世界最大の飛べない鳥として有名な鳥、ダチョウ。彼らが空を飛ぶことを諦めたのは恐竜が絶滅したため、逃げる必要がなくなったからだという研究結果が発表された。

 オーストラリア国立大学のマシュー・フィリップス博士によれば、ダチョウやエミューが飛ぼうとしなくなったのは、恐竜(捕食者)が絶滅したからだという。そして、食料の不足により食べ物を探して歩き続けた彼らは、徐々にその体重を増やしていったそうだ。

 また、この研究結果を裏付けるように、DNA解析でもアフリカのダチョウ、オーストラリアのエミューは、それぞれ南米のレア、ニュージーランドのモアから(どちらも陸鳥)から進化していったことが分かった。

 フィリップス博士は「これは驚くべき発見です。彼らは最初から飛ぼうとしなかった。恐竜の絶滅により捕食圧は減り、飛ぶためのダイエットを必要としなくなったのです」と語っている。

 敵がいなくなったから飛ぼうとしなくなり、代わりに思う存分太った。ダチョウ……、なんてやる気のない鳥。

[ via Telegraph ]