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箸が鼻の穴を突き抜け脳まで達するも奇跡的に助かった赤ちゃん

2010年01月07日 12:00 このエントリーを含むはてなブックマーク

 

 転んだ拍子に箸が鼻の穴に入り、それが脳まで達していたにも関わらず奇跡的に助かり、第二の人生を歩むことができた赤ちゃんがいる。

 事件が起きたのは先月26日。中国、山東省に住む李さんが台所で家事をしていると、息子が泣き叫ぶ声が聞こえた。慌てて息子のそばにかけつけると、そこには鼻の穴から竹の箸が飛び出した生後14ヶ月の息子、金ちゃんの姿があった。

 両親はすぐに息子を地元の病院へと運んだが、医師はここでの手術は生命の危険があるとして施設の整った北京の博愛病院へ行くように指示した。博愛病院は930マイル(約1,500キロ)も離れていたが、父親はなんとか息子が助かるならばと必死の思いで車を走らせたという。

 「私は運転しているとき、もうおしまいだと思いました。私の息子は死ぬんだ。息子を病院に運ぶ10時間のあいだ、ただただ落胆するばかりでした。息子の右半身は麻痺していました。麻痺していたのです」

 病院に到着した金ちゃんはすぐに手術台に運ばれ、そこで神経外科医の名医、ソン・ウェイ博士率いる医療チームの手術を受けることとなった。箸は脳内に4センチも入り込んでおり、大出血の危険もあったが2時間におよぶ手術の結果、なんとかこれを無事に引き抜くことに成功した。

 「箸があと1ミリでも横にずれていたら危なかったでしょう。左右のどちらかでも麻痺が残ったか、もしくは死んでいました。箸の刺さった位置は、金ちゃんにとってとてもラッキーな場所でしたよ」とソン・ウェイ博士は語っている。

 無事に手術を終えた金ちゃんだが、感染症の可能性があるためしばらく入院して様子をみるという。ただ、この傷がもとで将来的に“てんかん”などの症状が現れることがあるかもしれないそうだ。なんにせよ命には代えられない。無事に助かって本当によかった事件である。

[ via Mail Online ]

(篠原 修司)

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