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2009年12月10日 10:19

カナダ最高裁、大人がネット上で未成年と会話することを違法と判断

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カナダ最高裁、大人がネット上で未成年と会話することを違法と判断

© Arjan Almekinders

 まるでエイプリルフールの嘘ニュースのようだが、これは本当のことだ。カナダの最高裁判所が、“大人がネット上で未成年と会話する”ことを今後違法とする判断を下したのだ。

 これは先週木曜日、2003年に性犯罪目的で12歳の女の子とオンライン上で性的な会話を行ったとして起訴された被告人に対して、1審で無罪判決が出たことにカナダ最高裁が異議を申し立てたものだ。

 被告人、クレイグ・バーソロミュー・レグリー(32)は、自分を17歳と偽り12歳の女の子と性的な会話を楽しんだうえ、さらに自宅から女の子に電話をかけたという。その後逮捕されたレグリーは「会うつもりはなかったので性犯罪目的ではない」と弁解。1審はこれを現行法“性犯罪目的でオンラインを介して未成年と会おうとしてはならない”に照らし、無罪と判断した。

 だが、これに最高裁が異議申し立て。性犯罪を目的とした犯罪者は一見何気ない通常の会話から子供たちと会おうとするため、たとえ“通常の会話であってもこれを罰しなければならない”と、現行法の解釈を広げたのだ。

 結果、カナダ控訴裁判所は7-0で無罪判決をひっくり返し、有罪。最高裁判所もこれを支持し、哀れレグリーはブタ箱送りとなった。カナダでの掲示板、チャットの利用はくれぐれも注意して欲しい。

[ Slashdot via CTV News ]

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