オーストラリア、人間によるストレスが原因の病でコアラが絶滅の危機に

photo:CELL0
同じ人間側としてはもう「ごめんなさい」するしかないのですが、オーストラリアに生きるコアラの多くがストレスが原因による病で死に陥っています。ストレスの元は、、、人間です。
コアラは主食であるユーカリの木の周りに生息しています。しかし、人間が徐々にそのあたりに住みだし始めたため、コアラはより奥地へと追い詰められ、非常に強いストレスを受けているのだそうです。
ストレスは、動物にとって50~90%の潜在的な病気を引き起こす原因であり、現にコアラの多くがクラミジア感染症にかかり、盲目、不妊症、そして最後は死んでしまっています。山火事から助け出されたコアラのサムもクラミジアが原因で死亡しました。
オーストラリアのコアラ財団は、入植が始まった1700年代後半はおよそ数百万匹のコアラがいたのに対し、現在は10万匹足らずにまで減少してしまっているとして、コアラの保護を政府に求めています。
2008年に行われたコアラの生態調査では、1999年に比べてコアラの生息数が64%も減少していることがわかっています。死亡原因としては自動車との衝突、犬に襲われたなどもありますが、その原因の60%は病気によるものです。
いまや自然にはコアラを十分に養える数のユーカリの木がなく、活動家たちはコアラの保護を求めています。オーストラリアではこれまでに55種以上の動物が絶滅しています。
[ via USATODAY.com ]
(篠原 修司)





