デジタルマガジン

2009年06月04日 11:00

ユーザーにとって嬉しい『PSP Go』。ゲーム屋さんにとっては苦しい

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ユーザーにとって嬉しい『PSP Go』。ゲーム屋さんにとっては苦しい

photo:kotaku

 先日発表されたソニーの新型PSP『PSP Go』ですが、全員諸手を挙げて万々歳とはいかないようです。ゲームショップ運営者の各ブログから悲鳴のような声があがっています。

 なぜ悲鳴なのか? その答えは『PSP Go』が“ダウンロード販売のみ”となっていることです。ネット専売ではゲーム屋さんが入り込む余地はありません。つまり、儲からないんです。

 とあるゲームショップによれば、PSP本体を売った時の利益(売上-仕入れ値)は驚くべきことにたった5円だとか。定価で売ればもっと儲けはあるそうですが、5円儲けたあとはユーザーから知らんぷりじゃ泣きたくなりますよね。

 つまり『PSP Go』はゲーム屋さんにとって、「売れば売るほど(自店舗での)ソフトの売上が減っていく」悪夢のような商品なわけです。だからといって大元はソニーです、販売を断るわけにもいきません。

 ユーザーはソフトが安く買えて嬉しい。メーカーも(値が安くなるため)ソフトがたくさん売れて嬉しい。ソニーもマージンで嬉しい。だけど、僕らが子供の頃から利用していたゲーム屋さんは苦しいわけです。

 ゲーム屋さんを守るために値上げしろなんて言うつもりはありませんが、将来的にダウンロード販売がメインになったとしても、うまく両方が生き残っていける仕組みを今から考えておいた方がゲーム業界にとって良いと思います。

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