デジタルマガジン

2009年06月10日 20:00

ウコン入りのカレーがアルツハイマーに効く?

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ウコン入りのカレーがアルツハイマーに効く?

photo:shinyai

 ウコンの入ったカレーを週に1、2回食べることでアルツハイマーを予防できるとの研究結果に基き、研究者たちはアルツハイマー病自体にも効果があるかどうかを現在調査しています。

 アメリカ、ノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学医療センターに在籍するムラリ・ドレイスワミー教授は、ウコンの主成分であるクルクミンがアルツハイマー病患者の脳内にあるアミロイド班(タンパク質の異常)の広がりを防いだと発表しています。

 脳細胞に発生したアミロイド班は脳内で積み重なり、アルツハイマーの原因となる電気信号の異常を引き起こしていると考えられています。

 「クルクミンがアミロイド班と結合するというたしかな研究結果があります。そして、動物実験でも良い結果を示しました。ウコンはガンや関節炎の研究にもよく使われており、インドでは生命のスパイスとも呼ばれています」と、ドレイスワミー教授は語ります。

 動物実験はマウスに対して行われたもので、アルツハイマーを発病したマウスに対してクルクミンを与えたところ、アミロイド班が溶け、さらにより年齢の若いマウスでは新たなアミロイド班の発生を防いだことが確認できたそうです。

 定期的にクルクミンを摂取しているインドでは、アルツハイマーの発病率は驚くほど低いそうです。その理由は未だ解明できていませんが、今回の研究はその謎を解くカギとなるかもしれません。

[ via Telegraph ]

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