デジタルマガジン

2009年05月01日 8:00

スペインの科学者、考えただけで自動的に移動する車椅子を発明

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スペインの科学者、考えただけで自動的に移動する車椅子を発明

 スペインのサラゴサ大学に勤めるハビエル・ミングズ博士が、行きたい場所を考えるだけで自動的に移動してくれる車椅子を開発しました。

 この車椅子は従来のジョイスティックを扱えないような高度障害者向けに作られたもので、高度障害者はこれを使うことで自由に移動できるようになるというわけです。

 車椅子はレーザースキャナで周りの地形を読み取り、それをスクリーンに表示します。搭乗者がそのスクリーンを見て行きたい場所を思い浮かべると、車椅子は目標の地点へと移動します。

 スクリーンはリアルタイムで更新されており、到達可能な目的地に対して、青い点が順々に点滅していきます。搭乗者が行きたい場所に点が表示されると、脳波にかすかな変化が現れます。車椅子はそれを読み取り、その場所まで動き出すのです。

 障害物も自動的に避けるようになっており、搭乗者は目的地につくまで何もする必要がありません。研究に協力したボランティアの人たちは、たったの45分で使い方を覚えたそうです。

 ただ、まだ商品化にはほど遠く、1分間に2つの命令しか受け付けられなかったり、各搭乗者の脳波に合わせたチューニングが必要です。さらなる改良には数年はかかる見通し。

 なんだか『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』が思い出されますが、世の中便利になってきましたね。どこでもドアはいつ頃できそうですか?

[ via Mail Online ]

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