動物園のチンパンジーが密かに石を集め、来園したお客に石を投げつけて攻撃するようになる

ヨーロッパ北方の国、スウェーデンにあるフュルビック動物園。ここに、サンティーノと名付けられた1匹のチンパンジーがいます。年は31歳、群れの有力なオスの1匹です。
ある日、猿の飼育員はとんでもない出来事を目撃します。それは、サンティーノがお客さんに向かって石を投げつけて攻撃しているところでした。サル山のどこにもそんな手ごろな石はないのに一体どうやって!?
その日から飼育員はサンティーノの行動を監視することにしました。そしてようやく、石の出所が分かったのです。出所は、サル山を囲んでいる堀を固めている石でした。そのうえサンティーノは石を掘り起こしたあと、丸い形をわざわざミサイルのように加工して投げつけていたのです。
幸いなことに、サンティーノの投石の命中率は低く、そのうえ下手投げで投げるためにお客に大きなケガを負わせるような事態にはなっていません。この奇妙な攻撃は、サンティーノが群れの仲間に自分の優位性を誇示するために行っているんだって。
サンティーノは現在31歳。チンパンジーは野生で50年、飼育下では60年生きるといわれています。サンティーノが上手投げを獲得するための時間は、まだたっぷりと残っています。
[ via Times Online ]
(篠原 修司)
カテゴリ:動物


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