デジタルマガジン

2009年02月09日 18:00

エチゼンクラゲが関節炎に効く!抽出したタンパク質とヒアルロン酸を混ぜると治療効果が約2倍に

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エチゼンクラゲが関節炎に効く!抽出したタンパク質とヒアルロン酸を混ぜると治療効果が約2倍に

photo:chocolatemarblecheese

 近年、日本沿岸で大量発生し、漁業に深刻な被害を与えているエチゼンクラゲ。大きなクラゲが大量発生している映像に驚かれた方も多いと思います。その邪魔者エチゼンクラゲが、なんと関節炎に効くんです!

 東海大学と理化学研究所がウサギに対して行った実験によると、エチゼンクラゲから抽出したタンパク質をヒアルロン酸と混ぜ合わせることで、関節炎の治療効果が約2倍に跳ね上がりました。

 このタンパク質は“ムチン”と呼ばれる物質で、研究のリーダーである丑田公則氏と、彼の研究チームがエチゼンクラゲから抽出することに成功しました。

 研究チームは、ウサギの膝関節の軟骨を関節炎を起こしている状態と同じようすり減らし、その後膝関節部分にムチンとヒアルロン酸を注射しました。すると、10週間後にはすり減った軟骨がほとんど正常な状態にまで回復していたそうです。

 これからの高齢化社会、エチゼンクラゲが骨関節炎に苦しむ人たちの救世主となるかもしれませんよ?

[ via PhysOrg.com ]

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