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2009年02月16日 8:00

汚染された血漿を使われ変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に感染

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汚染された血漿を使われ変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に感染

photo:Plavi

 血液製剤による新たな被害が明らかになりました。イギリス、アバディーン大学のヒュー・ペニントン教授によって、汚染された血漿からの狂牛病、いわゆるBSEへの感染が確認されました。これまで、血漿からの感染は確認されていませんでした。

 問題の血液製剤は、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)を患っていた9名の患者から採取した血液から製造されたもので、イギリス国内で4,000名に使用されていたことが分かっています。

 ペニントン教授は彼らが変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発病する可能性があるとし、該当する血友病患者4,000名に対し「確率はとても低いが発病する可能性があること。そして、今後は血液や臓器の提供を行わないこと」と警告を与えました。

 これまで輸血によって変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に感染し、死亡したケースは3例ありましたが、血漿による感染は今回が初めてです。ただし、今回発症した人(初老の男性)の死亡原因は別のものでした。

 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は1990年代中頃に発見され、2000年に死亡数はピークに達しました。その後減少傾向にありましたが、今回の発見によって第2の波が訪れるかもしれません。

[ via Telegraph ]

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