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役人の不正を告発した市民ら。当局によって精神病院に送られ薬漬けにされる

2008年12月11日 16:00 このエントリーを含むはてなブックマーク

 

 今週月曜日、北京ニュースは山東省新泰の保安担当者が役人の不正・腐敗を訴える人民の口を塞ぐために告発者を精神病院に強制収容していたと発表しました。

 収容されていた人の中には、最高で2年間もの間入院している人もいたということです。記事では、収容された人たちは告発を諦めることに同意したあと、大部分の人が解放されたとあります。

 Sun Fawuさん(57)は、採炭によって破壊された農地の保障を北京中央政府へ請願に行こうとした途中を当局に襲われ、10月に新泰メンタル・ヘルスセンターへと連れて行かれたと語りました。

 20日におよぶ収容の間、Fawuさんはベッドに繋がれ、毎日強制的に錠剤を飲まされました。また、頭が麻痺したようにぼんやりとする薬も注射されたと語ります。

 Fawuさんは医師に対して「自分は請願者であって、精神病ではない」と訴えましたが、医師は「あなたが病気かどうかは関係ない。あなたが当局によって送り込まれた限り、私はあなたを精神病患者として扱います」と答えたといいます。

 新聞社が院長にインタビューをしたところ、最近そこに連れてこられた18人の患者のうち、何人かは精神病ではない傾向があったと認めました。しかし、院長は受け入れるほかないと語ります。「私たちも、(断れば収容される)不安なのです」。

 新泰当局はこの件については意にも介さず、逆に北京に向かった請願者たちを引き止める費用を削減できたとまわりに自慢しています。

 収容者が危険な精神障害であると公式に診断された場合、彼らは刑事司法制度から取り上げられ、すべての法的権利を失います。それはつまり、告発者を精神病患者として長い間引き止めていられるということです。これが今年オリンピックが開かれた国の内情です。

[ via NYTimes.com ]

(篠原 修司)

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