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2008年11月10日 20:00

【今日のNASA】天体写真「3C 75で踊っている2つのブラックホール」

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© X-Ray: NASA / CXC / D.Hudson, T.Reiprich et al. (AIfA); Radio: NRAO / VLA/ NRL

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「3C 75で踊っている2つのブラックホール」。

 活動銀河3C 75の中心で何が起こっていますか? この合成されたX線(青色)と電波(桃色)の写真の中心に2つの明るい光源があり、それらは共軌道に乗って回っている超大質量のブラックホールで、3C 75の巨大な電波源を動かしています。

 X線を放射している数百万度のガスに囲まれ、相対論的ジェットを放出しているこれらの超大質量のブラックホールは、お互いに25,000光年離れています。

 アベル400銀河団内の2つの合併している銀河のコアにあるこれらは、地球から約3億光年離れた場所にあります。

 天文学者たちは、これらが熱いクラスタガスを毎秒1200キロメートルで駆け抜けるジェットの後退翼形が、2つの超大質量のブラックホールを二重系の重力によって結びつけていると結論付けています。

 このような素晴らしい宇宙合併は、遠い宇宙の混雑した銀河集団環境では一般的であると考えられており、合併の最終段階は、重力波の強力な源になると予想されています。

[ APOD ]

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