デジタルマガジン

2008年10月26日 20:00

【今日のNASA】天体写真「NGC602とその向こう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

© NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI / AURA) – ESA/Hubble Collaboration

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「NGC602とその向こう」。

 約20万光年離れた場所に、私たちの天の川銀河の伴銀河である小マゼラン銀河があります。その近くに、生まれてからまだ500万年しか経っていない若い星団NGC602が見えます。

 NGC602はそれを誕生させたガスと塵に囲まれており、それはハッブル宇宙望遠鏡がこの領域を撮影した写真の中で素晴らしい特徴となっています。

 幻想的な尾根と後退角をもつこの形状は、NGC602の大きな若い星々から放出されるエネルギッシュな放射線と衝撃波が塵などの物質を浸食し、この星団の中心から進行している星の形成域を発達させるきっかけになったことを強く示唆します。

 この写真の幅は小マゼラン銀河を元にした推定距離でおよそ200光年あり、背景には面白そうな銀河の集まりも見えます。これらの背景となっている銀河は、何億光年かそれ以上離れた場所にあり、それはNGC602の向こうにあります。

[ APOD ]

このエントリーをはてなブックマークに追加