デジタルマガジン

2008年10月18日 16:00

ゼンマイを1度巻くと1年間動き続ける機械時計『万年時計』

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 『万年時計』って知ってますか? ニコニコ動画にそのドキュメンタリーがアップされていたのですが、これはGeekの心をくすぐる一品ですよ! 江戸時代の天才が産み出した、ギミックあふれる機械時計、それが『万年時計』です。

 『万年時計』の正しい名称は『万年自鳴鐘』。江戸時代、2週間に1度は手動で調整する必要があった機械時計を、1年に1度ぜんまいを巻くだけで自動で調整するようにした画期的な時計です。

 機能は主に7つ。本体上部の半球ドームで京都から見た1年間の太陽と月の動きを模型で表す『天球儀』、江戸時代の時刻にあわせ、昼夜の長さにあわせて時間の感覚が変動する『和時計』、夏至や冬至などの『二十四節季』の表示、『和時計』と連動した曜日・時刻の表示、60通りの干支の中からその日の干支を自動で表示、月齢の表示、そして僕らが使っている洋時計です。

 これらの機能は全て江戸時代、1851年に作成された時計に含まれているものなのです。一体どうやってこんな複雑な機構を、そんな時代に作れたのでしょうか?

 その謎が、下記の動画で解明されています。『万年時計』は2004年に分析され、2005年にはレプリカが『愛・地球博』にて展示されました。現在は本物が国立科学博物館にて、レプリカが東芝科学館にて展示されています。

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