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2008年10月15日 20:00

【今日のNASA】天体写真「カッシーニから見たエンケラドゥスのタイガーストライプ」

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© Cassini Imaging Team, SSI, JPL, ESA, NASA

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「カッシーニから見たエンケラドゥスのタイガーストライプ」。

 一体何が土星の衛星エンケラドゥスに、このような変わったタイガーストライプ(虎斑模様)を作り出したのでしょうか? その答えを見つけるために、科学者たちは先週、土星探査機カッシーニにエンケラドゥスの上を通過させました。

 以前、タイガーストライプがある地域で氷の間欠泉が見つかったため、エンケラドゥスの凍結した表面の下に、液体の海が存在しているかもしれないと推測されています。海には地球外生命体がいる可能性があるため、とても興味深く見られています。

 タイガーストライプ構造を作り上げた主なプロセスは、地下からの加熱や月の地震かもしれません。上の写真で見えているのはエンケラドゥスの上部で、クレーターはほんの少しだけ確認できます。

 しかし、この新しく公開された写真は人工的に修正されている可能性を示しています。なぜなら、クレーターのように見える部分は、同時に公開されたほかのいくつもの写真ではこんなにハッキリとはしていないからです。

 中央を横切る大きなタイガーストライプが印象的に見えるのは、その長さや幅だけではなく、内部に見える大きな影がそれをかなり深く見せているためです。カッシーニがエンケラドゥスに次に接近するのは、10月31日の予定です。

[ APOD ]

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