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2008年10月22日 23:00

【今日のNASA】天体写真「CTA 1のダーク・パルサー」

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© NASA, S. Pineault (DRAO)

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「CTA 1のダーク・パルサー」。

 パルサーはどこにあるのでしょうか? 以前、CTA 1は拡大している超新星爆発の残骸、ジェット、及びパルサーと考えられる1つの自転している中性子星があると考えられていました。

 しかし、パルサーが生み出すはずの電波パルスは検出されませんでした。現在、NASAが配備したフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡はその謎を解明し、それがガンマ線によって点滅していることを明らかにしました。

 この不思議な源は、「ダーク・パルサー」と呼ばれるかもしれない種類の最初のものです。そして、高エネルギーの放射線だけで点滅しているように見える自転する中性子星でもあります。

 これらが地球からは見えない狭い光線に放射線を放っているならば、そのようなパルサーは電波や可視光では見つけられません。この予想が真実だとすると、私たちの銀河にはフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡で発見できる多くのパルサーが残されているのかもしれません。

 パルサーのガンマ線の特性を研究することで、中性子星の放出領域の物理について有益な情報が得られることでしょう。

 このグラフィックでは、パルサーの位置はより広いCTA 1の超新星残骸の中に示されています。ガンマ線エネルギーを放出しているパルサーのイラストは、折り込みで表示されています。

[ APOD ]

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