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イスラムの世界ではミッキーマウスは生きられない

2008年09月16日 11:00 このエントリーを含むはてなブックマーク

 

 「ミッキーマウスは生きられない」。こんなことを公に発言したらディズニーに夢の世界へ連れ去られてしまいそうだが、これを言ってしまった人がいる。その勇気ある人はシャイフ・ムハンマド・ムナジド氏。シャイフとはアラビア語で部族の長老、首長、崇拝される賢人、あるいはイスラム知識人を意味する称号だ。

 ムナジド氏はアメリカのワシントン州にあるサウジアラビア大使館の元外交官である。この衝撃的な発言は、サウジアラビアの衛星テレビ局「Al Majd TV」の番組で、ネズミについてイスラム教上の教育をして欲しいと頼まれた際にされたという。

 「ネズミは悪魔の手先です。ネズミは汚く、触るもの全てを穢します。しかし、漫画(トムとジェリー、ディズニーのミッキーマウス)は、それらを愛すべき生き物であると子供たちに教えています。

 ネズミが食べ物に触れたなら、その部分とネズミを放り出さなければいけません。それが液体であるなら、全てを捨てなければいけません。イスラム法に従えば、ネズミは不快で腐敗させる生き物なのです。

 しかし、トムとジェリーを観た後で子供たちはネズミに対してどう思うでしょうか? 子供たちは自然に愛してしまうのです。ミッキーマウスはすごいキャラクターに成長しました。しかし、イスラム法に従えばどんなミッキーマウスも死ななければならないのです」。

 おそらくこの発言を聞いてイスラム圏の人たちは拍手喝采、キリスト圏の人たちはブーイング、そして私たち日本人はポカーンとなることだろう。宗教というのは難しい……。

[ Telegraph via エルエル ]

(篠原 修司)

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