デジタルマガジン

2008年08月29日 14:00

太陽電池で飛ぶ飛行機、これまでの世界記録をダブルスコアで圧倒する約83時間の飛行に成功

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 デイリーテックは防衛会社QinetiQがイギリス製の組立型無人偵察機ゼファーを使い、これまでで最も長い連続飛行時間の世界記録を樹立したと発表した。ただしこの記録は非公式である。

 ゼファーは82時間37分ものあいだ空を飛び続けた。この記録はノースラップ・グラマン社の無人偵察機RQ-4 グローバルホークが持つ世界記録、30時間24分を大幅に更新している。

 ゼファーは人間の手によって発射することができ、炭素繊維で作られたその重さは約32キログラム。翼長は18メートルになる。シリコン太陽電池を搭載しており、世界のどんなバッテリーよりも2倍効率の良いリチウム硫黄二次電池によって動いている。

 こんな凄い記録がなぜ非公式なのか? ワールド・エア・スポーツ同盟によると、ゼファーが地上と通信する機能を試した時点から連続飛行時間の世界記録基準から外れたという。軍事的な機能を使った時点でダメということだろう。

 ゼファーのデザイナーによると、この飛行機は1週間や1ヶ月は飛ぶことができるそうだ。この技術は航空機産業に革命をもたらし、そして無数に軍事利用されていくことだろう。

[ CleanTechnica ]

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