デジタルマガジン

2008年08月28日 14:00

死んだと思われていた漁師が27年ぶりに帰ってくる

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© solo..zoom

 漁に出たきり行方不明となっていた台湾の漁師が、27年ぶりに帰ってくるという事件が起きた。彼の家族は彼がすでに死んでいると思っていたため大変驚いている。

 58歳の胡文虎(Hu Wenhu)さんは、1981年に仲間の漁師とともにインド洋へと遠洋漁業に出かけた。そこで胡さんが乗り込んだ船は、一時的にフランス領レユニオン島に滞在することとなった。

 「台湾を出てから3ヵ月後にその島に到着しました。船長は私たち30人に『船は15日後に出港する』と言ったのです。しかし私が15日後に戻ってきたとき、船はすでに出港していました。取り残された私は通りで物乞いのような生活をしなければなりませんでした」と胡さんは語る。

 胡さんは島民の助け得て、学校でフランス語を勉強。その後、島に中華料理店を開き3度もの結婚をした。

 「はじめの2回の結婚は、私の身元が不明だったせいで破局に終わりました。年老いた母が家にいないことが寂しかったです。3人目の妻が妊娠3ヶ月目になったので、私は台湾の戸籍を更新するために帰ってきました」。

 胡さんの母親は息子のことを心配しながら21年前に亡くなられた。帰ってきてそのことを知った胡さんはひどく悲しんだ。

 胡さんは戸籍上では27年前に死亡したことになっていたが、この度裁判所はこれを無効とする判断を発表した。胡さんは今後レユニオン島に戻り、市民権を獲得するつもりだという。

[ Ananova via どうでもいいこと ]

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