デジタルマガジン

2008年08月15日 21:00

【ゲームレビュー】SRPGの最高峰『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』

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© 2008 Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

◆(80点)

 任天堂が2008年8月7日に発売したニンテンドーDS用ゲームソフト、それが『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』だ。本作はファミコンで人気だったシリーズ第1作目のリメイクであり、スーパーファミコンでのリメイクに続く2回目のリメイク作品となる。

 『ファイアーエムブレム』シリーズは、個人的に3大シミュレーションRPGのうちの1つだと思っている(残る2つはタクティクスオウガラングリッサー)。ファミコン版もスーパーファミコン版も遊んだし、どちらも文句なしに面白い。このシリーズが素晴らしいのは、シビアな設定のおかげでいつ引っ張り出しても楽しいということ。ゲームはグラフィックだけじゃないということを証明している。

 主人公のマルスはかつてアカネイア大陸を救った勇者アンリの子孫。ある時、かつてアカネイア大陸を恐怖に陥れた暗黒竜メデューサが復活する。父のコーネリアス王は神剣ファルシオンを持って討伐に向かうも、同盟国であるはずのグラの裏切りに合い戦死。マルスは父の仇討ちとメデューサ討伐を胸に出陣するのだった。

 まず電源を入れて聞こえてきたのは懐かしい音楽。オーケストラ調になってはいるものの、今まで慣れ親しんできたファイアーエムブレムの音楽が流れてくる。ニンテンドーDSで初のファイアーエムブレムシリーズとなる本作は、初めてプレイする人にも優しい設定となっており、ノーマルモードとハードモード(5段階)を選択できる。初心者の人はもちろんノーマルモードから始めるのが良いだろう。ハードモードで遊ぶとおそらく仲間が次々と死んでしまうことになる。慣れてくると、そのうちハードモードで1人も死なせずにクリアすることが目標になってくる。

 ゲームシステムはよくあるターン制のシミュレーションRPG。最初に自軍を動かし、ターンを終了すると敵軍が動き出すというシステムだ。ただし、考えて動かさないと敵のターンで仲間が集中攻撃を受けてすぐに死んでしまう。一度死んでしまうと基本的に復活できないので慎重に行動することが大切だ。

 ストーリーを進めていくと「強い仲間」と「弱い仲間」というものが別れてくる。好きな仲間を使い続けるのも良いが、確実にクリアしたければ強い仲間を育てていくと良いだろう。各キャラクターの成長率などはコチラの攻略wikiを参照して欲しい。こうしたゲーム内の数値を把握していくことで、よりスムーズにステージをクリアしていくことができる。

 相変わらず楽しかったのだが、100点をつけるには至らなかった。それは主にWi-Fi対戦のせいだ(リメイクということもある)。Wi-Fiを用いて他の人と対戦できるのだが、ネットはチートが蔓延している。マジコンなのかプロアクションリプレイなのかは知らないが、そのせいで満足に対戦ができない状態となっている。このWi-Fi対戦のシステムさえ完璧だったなら100点もあり得ただけに残念だ。

 とは言え、素人も玄人も楽しめるシミュレーションRPGには変わりないので、オフライン専用のゲームと割り切って購入することをオススメする。ニンテンドーDSでの次回作はできれば新作を期待したい。

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