デジタルマガジン

2008年07月15日 14:00

iPhone 3Gの販売台数100万台が凄いと思えない

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 7月11日にAppleより発売されたiPhone 3G。週末までの3日間で100万台を売り上げた、凄い! と世間では騒がれているが、私はまったく凄いと思えない。こんなのは数字のマジックだ。だってこれ、全世界で、でしょ?

 iPhone 3Gが発売されたのは全世界21カ国。ということは、単純計算すると1カ国たったの5万台だ。ゲーム好きな私に言わせて貰うと、新発売なのにニンテンドーDSPSPの週間販売台数よりも売れていない。iPhoneと同じく、発売の初週に5万本売れたPS3の『バーチャファイター5』なんて「おわったな」なんて言われていた。

 こんなこと書くとまたMacユーザの人に、「ドザ(Windowsユーザのこと)がまたネガティブ記事か」なんて言われてコメント欄で罵倒されるのだが、1ユーザの目から見て凄いと思えないのだからしょうがない。狭いゲーム市場と、日本人の1人に1台は持っていると言われる携帯市場。それが同じ販売台数で片方は「おわった」、片方は「凄い」と言われるのだから不思議だ。

 App Storeのダウンロード数だって1,000万本と発表されているが、その内訳が全く公表されていない。1,000万本のうち、有料アプリと無料アプリの割合はどれくらいなのか? 10本ダウンロードしたユーザと50本ダウンロードしたユーザの割合はどうなのか? そういう大事な数字が全く公表されていない。同じ1,000万本でも、その中身によって1,000万本という数字の価値は大きく変わるのだ。

 業界に深い人ほどMacユーザが多いので、「iPhone凄い!iPhone凄い!」と騒がれてはいるが、iPhone 3Gはまだまだ発展途上の携帯電話だ。あんまり犠牲者を増やすような真似はやめて欲しい。

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