【今日のNASA】天体写真「おとめ座銀河団の中心部」

NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「おとめ座銀河団の中心部」。
おとめ座銀河団は、私たちが住んでいる天の川銀河に最も近い銀河団だ。おとめ座銀河団は、あまりにも我々の近い場所にあるため、空の視野角が満月のおよそ10倍、5度以上もある。
おとめ座銀河団の中心部は地球から7,000万光年離れており、2,000を超える銀河を取り込んでいる。そして、私たちのいる天の川銀河が属している局部銀河群を、その重力によって引き寄せている。
この銀河団は星で満たされた銀河ではなく、X線で光輝く熱いガスを含んでいる。星団の中や、周りの銀河の動きから、この銀河団は私たちが見ることのできる可視物質よりも、もっと多くの暗黒物質を含んでいることを示している。
上の写真はおとめ座銀河団の中心部で、明るく輝いている複数のメシエ銀河が見える。例えば左上にあるのはマカリアンの鎖銀河、中央右上すぐにあるのはM86、右端はM84、最下部右になるのは渦状銀河NGC4388だ。
[ NASA ]
© Günter Kerschhuber (Gahberg Observatory)
(篠原 修司)
カテゴリ:宇宙


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