デジタルマガジン

2008年07月11日 22:00

ボクがiPhone 3Gの購入をやめたワケ

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 本日、iPhone 3Gが発売された。正直、もの凄く期待していた。発表当日から近所のソフトバンクショップに電話をかけまくった。やっとのことで仮予約をとれたが、後日 残念ながら人数オーバーで当日の受け渡しは難しいと言われた。

 その日から、他のソフトバンクショップにまた電話をかけまくった。前日にやっと、16GBホワイトの予約が取れた。嬉しかった。仕事を終え、そのショップまでタクシー→電車→タクシーと乗り継ぎ、1時間半ほどかけて向かった。iPhone 3Gは用意されていた。だけど、買えなかった。正確には……買わなかった。

 なぜか? 理由は簡単。『Wホワイトプラン』への加入を強要されたからだ。『Wホワイトプラン』で契約しない限りiPhone 3Gは売れないと言われた。なぜ? iPhone 3Gは『ホワイトプラン(i)』も、『ブループラン(i)』も、『オレンジプラン(i)』も選べるはずなのに。

 答えは分かっている。販売奨励金、インセンティブの存在だ。新規の顧客を『Wホワイトプラン』で2ヶ月間契約させると、そのソフトバンクショップにはいくらかの報奨金が支払われる。そのため、私が予約したソフトバンクショップでは『Wホワイトプラン』への加入を客に強制していたのだ。

 私はあまり電話をかけない。だから新スーパーボーナス申し込みと同時に加入できる、『ブループランバリュー(i)』を選びたかった。このプランは、新スーパーボーナスへの加入と同時でないと申し込むことができない。ソフトバンクモバイルを持っている友人は2人しかいない。ホワイトプランで通話が無料になっても、私にはほとんど意味がないのだ。

 もちろん、『Wホワイトプラン』で契約したあとに他のプランに変更することもできた。しかし、それでは基本使用料が高くなってしまう。ブループラン(i)SSの基本使用料は3,570円。ブループランバリュー(i)SSの基本使用料は1,890円。その差はじつに1,680円だ。

 月額1,680円の違い。これを新スーパーボーナスの分割払いを利用して、iPhone 3Gを購入した場合の契約縛り期間(26ヶ月)に直すと、全部で43,680円になる。インセンティブのために、客に43,680円という多額の余分な支払いを求めるソフトバンクショップ。私は悩みに悩んだ末、iPhone 3Gの購入をあきらめた。

 本来であれば好きなプランを選べるはずだった。しかし、選べなかった。念のために他のソフトバンクショップに問い合わせてみたが、自由にプランを選べるところが多かった(いくつかは『Wホワイトプラン』限定だった)。

 iPhone 3Gの契約というエサで、『Wホワイトプラン』への加入を迫る。これは独占禁止法第二条第九項五号「自己の取引上の地位を不当に利用して相手方と取引すること。」に当たるのではないだろうか? いわゆる抱き合わせ商法というやつだ。

 本来なら、今頃はiPhone 3Gを手に喜んで操作していたころだろう。だけど、インセンティブという存在の前に、私はiPhone 3Gの購入を断念させられた。これが、ボクがiPhone 3Gの購入をやめたワケ。

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