デジタルマガジン

2008年07月04日 12:00

【ゲームレビュー】ニンテンドーDS『ナナシ ノ ゲエム』

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© 2008 SQUARE ENIX.CO.,LTD. All Rights Reserved. 画像引用元

◆操作性が悪すぎる (20点)

 スクウェア・エニックスが2008年7月3日に発売したニンテンドーDS用ゲームソフト、それが『ナナシ ノ ゲエム』だ。スクウェア・エニックスが初めて世に送り出す、本格ホラー・アドベンチャーゲームである。

 このままずーっとリメイクばかり作って食べていくのかなと思っていたスクウェア・エニックスが、新作を出してきた。これは買わなければと思い購入し、そして後悔した。やっぱりリメイク作ってるだけでいいよスクウェア・エニックス……。

 主人公が大学で講義を受けていると、所持している大人気のゲーム機『TS(Twin Screen)』に、尾高先輩からゲームが配信されてくる。それは、プレイした人間が1週間以内に変死を遂げるという謎のゲームだった。その後、大学に出てこない尾高先輩の家を主人公が訪ねると、先輩は死亡していたのだった。七死のゲームの始まりである。

 まず起動して不満に思ったこと。それは左利きに対応していないことだ。タッチペンを使うゲームは数多くプレイしてきたが、どれも左利きに対応した操作を用意してくれていた。しかし、『ナナシ ノ ゲエム』にはそれがない。

 仕方なく右手でペンを持ってプレイする。昔は両利きだったのでそれなりには扱えるのだが、いかんせんゲーム自体の操作性が悪すぎる。初代バイオハザードでもひっかからないぞという曲がり角に、平気でキャラクターがひっかかってしまう。その度に視点を変更して移動させるという作業が発生するので、かなり面倒だ。

 『ナナシ ノ ゲエム』の怖さは、絵やストーリーというよりも音で感じる怖さだろう。怖い思いをしたい人はぜひイヤホン、できればヘッドホンをつけ、ゲーム以外の音を遮断してプレイしよう。部屋の電気を消し、真っ暗な部屋の中で遊べばもう完璧だ。存分に恐怖が味わえることだろう。

 ただ残念なことに、散々謳っていたゲームと現実の世界のリンクはほとんどない。序盤にゲームでとったアイテムがちょっと現実に登場するだけで、それ以外一切なし。開発に遅れでも生じたんだろうか?

 いろいろと残念な部分が多いゲームではあった。ちなみに『ナナシ ノ ゲエム』の一番怖いところは、このゲームを定価で購入してしまったことだ。

[ ナナシ ノ ゲエム の値段を調べてみる ]

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