デジタルマガジン

2008年07月15日 20:00

【今日のNASA】天体写真「大きさの変わる火星」

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 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「大きさの変わる火星」。

 火星はいつも同じように見えているだろうか? 答えはノーだ。地球と火星はともに太陽の周りを軌道を描いて回っているため、見る角度によって火星はさまざまに変化する。

 上の写真は、オランダのエンスヘーデにて、2007年から2008年の間に撮影された30枚の写真だ。撮影時の倍率は全て同じとなっている。

 地球と火星が太陽を挟んで両側にある時、火星はとても小さく見える。逆に言うと、地球と火星の距離が近い時は、火星はとても大きく見えるのだ。近年において、火星が最も大きく見えたのは2003年8月だった。

 火星は常に地球と太陽との距離よりも地球から離れているため、三日月のように欠けて見えることがない。上の写真で同じように見えているものは、火星の北の極冠、土壌の明暗、雲、そして惑星規模で起きている砂嵐だ。次に火星が大きく見える日は、2010年初頭と見られている。

[ NASA ]

© Richard Bosman

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