デジタルマガジン

2008年06月12日 11:00

なぜ喫煙者は自動車の排ガスを引き合いに出すのか

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 昨今の政治家による「タバコ1箱1,000円」という発言に対して、ロックバンド「くるり」ボーカル・ギターの岸田繁さんが日記にて反論を行っていました。

  「そもそも、空気を汚したり事故を起こしたり、タバコよりも社会にやさしくないのは自動車なんやから、ガソリン税の大幅増税と、ディーゼル車の撤廃を先にやるべきちゃうんかなぁ。」

 ……ステレオタイプな喫煙者というのは、なぜ自動車の排ガスを引き合いに出すのでしょうか? ハッキリ言って排ガスとタバコの煙はまったく別次元の話です。

 端的にお伝えするならば、自動車は社会の構成において必要不可欠なものですが、タバコはただの個人的嗜好です。喫煙者はバス、タクシー、宅配便やスーパーを一切利用せずに自給自足でもすると言うのでしょうか? あなたの吸っているタバコだって自動車がないと届かないんですよ。

 確かにどちらも空気を汚すでしょう。しかし、その必要性は全くと言って良いほど違いますし、何より自動車の排ガスは規制されていっています。そして私が一番言いたいのは、排ガスを直接嗅ぐ機会はほとんどないけれど、タバコの煙は歩道を歩いているだけで直接嗅がされるというところです。かなり不快なのです。

 コンビニの入り口で吸う。駅から家までの距離で吸う。有名な待ち合わせ場所で吸う。そしてそのまわりは吸い殻だらけ。これでタバコを支持する禁煙者がどこにいるんでしょうか? 愛煙家の方の中には、家でしか吸わない、私はポイ捨てなどしないという人がいらっしゃいますが、現に歩きタバコやポイ捨てをしている喫煙者がいるのです。喫煙者たちの中で自浄作用が働いていかない限り、全体が白い目で見られてしまうのもまた当然の結果なのです。

 思うに、タバコって小さいからダメなんですよ。コーヒーとか同じ嗜好品ですけど、カップを持ち歩いている人っていないじゃないですか。タバコが腕ぐらい太かったら、いや最低でも葉巻の太さぐらいあれば、道ばたで吸う人っていなくなるんじゃないかなあ。

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