デジタルマガジン

2008年06月19日 21:40

【今日のNASA】天体写真「フィンランド上空にピラミッド型氷晶によるハローが現れる」

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 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「フィンランド上空にピラミッド型氷晶によるハローが現れる」。

 あなたの頭上の空が、1枚の巨大なレンズになると言ったら信じるだろうか?透明に近いピラミッドの形をした氷晶が空一面に広がる時、この写真は現実となる。

 太陽や月からの光がいくつもの氷晶を通り抜ける時、光は屈折してハロー(暈)が発生する。このピラミッド型氷晶によるハローは、フィンランドのタンペレで6月5日に撮影されたものだ。

 このハローは太陽からの半径が9度、18度、20度、23度、そして24度の複数の円上にある大変変わったものだ。通常の氷晶が作り出すハローは22度だけである。氷晶を含んでいる高層の雲がかすかに見えるのが分かるだろうか? まるでもう1つ太陽があるように光が見える大気光学現象、幻日のようだ。

 このようなハローが形成されるのに、どれほどピラミッド型の氷晶が必要なのかはまだ分かっていない。その量が分かれば、人間の手でハローを起こすことができるかもしれない。

[ NASA ]

© Kari Nyman

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