デジタルマガジン

2008年06月11日 16:00

私が後期高齢者医療制度に賛成する理由

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 最近テレビでまた騒がれ出している後期高齢者医療制度。「老人に死ねってことか」なんてテレビに出ているおじいちゃんおばあちゃんが言ってますが、若者からの言葉として言わせて貰います。「それぐらい我慢して下さい」。

 老人から金を毟り取る。ひどい話だと思います。しかし、それもまた仕方のないことだと私は思っています。なぜなら、このような時代を作り上げたのもまた、あなたたち老人だからです。

 わが国日本では、国民とは選挙に行く人たちのことを指しています。それはこれまでの政策、各政党が公表しているマニフェストを見ればわかります。どこの政党を見ても、親ウケ、老人ウケが良いものばかりです。若者のことなどチラリとも見ていません。

 しかし、ようやく今、未来に繋がる政策「後期高齢者医療制度」が登場しました。――正確には医療制度の破綻が目に見えてきたので慌てて出してきた法案ですが、これを支持しないわけにはいきません。老人たちの負担が大きくなろうとも、それは自分たちが招いたものです。我慢して頂くほかありません。

 もちろん、私の祖父や祖母に「死ね」と言っているわけではありません。身内は自分たちで一生懸命介護します。だけど、他人の祖父や祖母の面倒までは見切れません。この主張には様々な反論があると思います。しかし、これを老人たちに飲んで頂かないと、どうなるかは考えておられますか? 可哀想、可哀想では国は回らないのです。

 ここで老人に救いの手を差し伸べることは、若者から金を奪うことにほかなりません。反対の声をあげている人たちは「国」を相手にしているつもりでしょうが、その声による結果が実際に飛んでくるのは私たち若者、つまりあなたたちの子供です。自分で自分の子供の首を絞めているのです。

 もちろん、私たち(親からみて)子供はそれを甘んじて受けるつもりです。先人たちが作り上げた莫大な借金、身を粉にして働いて返します。しかし、私はそれを自分の子供には引き継がせたくないのです。私は苦労しても構いませんが、私の娘や、その娘が将来産むであろう孫には苦労させたくありません。苦労するのは私たちの世代だけで十分です。

 老人が身勝手に自分たちを救えと主張するのであれば、私もまた身勝手に「老人は死ね」と叫ばせて貰います。日本に莫大な借金を作り、無能な政治家たちを当選させ、今日の日本を作り上げたのはあなたがた老人です。私の主張は利己的です。しかし、あなたがたの主張もまた利己的なのです。あなたを救うためには、犠牲が必要です。そのことを忘れないで下さい。

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